楽譜を読むのが苦手
音楽は好きだけど楽譜を読むのが苦手、という方も多いことでしょう。
僕も吹奏楽を始めた中1、中2くらいの間は楽譜がほとんど読めていないまま、聞き覚えで適当に演奏していました。良くありませんね。
音楽教室にいらっしゃる生徒さんは、それぞれ年齢も経験年数も違いますから、楽譜に慣れている方も苦手な方もいらっしゃいます。
数年前になりますが、コロナであまり家から出ることが(立場上)できなくなった生徒さんのおひとりが、「楽譜のリズムを理解するのが苦手なので、この機会に克服したい」とおっしゃったので、finale(楽譜を書くアプリ)で下のようないろんなリズムをそれこそ何百個と作って、1年くらいオンライン形式でレッスンしました。
楽譜を見ながら手を叩いたり机を叩いたりしてもらい、それについてフィードバックしたり、どのように読むと理解しやすいか、などについてもお話しました。
最初は難しく、混乱してしまう場面もありましたが、回数を重ねていくにつれ、スムーズに読めるようになるのが素晴らしかった印象があります。
楽譜にたくさん触れていると見えてくるのですが、音楽に出てくるリズムの多くは実は限られたバターンの組み合わせでしかなく、出会った数だけ読めるようになります。
こちらの生徒さん、今は対面レッスンに戻られていますが、リズムで悩むことがとても少なくなりました。オンラインでしっかり身についた証拠です。
このような経験もしているので、楽典などの音楽理論や基礎力をつけるためにオンラインを上手に使うのはアリだな、と思っています。楽器を用意して移動してレッスンを受けて、という流れが負担になる方も多いと思いますし、何より遠いとか忙しいなど物理的問題でレッスンに通うのが難しかったとしても、オンラインであればスキマ時間を有効に使えるのではないか、と思うのです。
そこで、単発でも参加できるオンライン楽典レッスンを始めました。「楽典」とタイトルに入っていますが、あまり限定的にとらえないでください。
例えば、今回ご紹介したのは楽譜のリズムを読めるようにするためのレッスンでしたが、音楽の基礎的な理論を学んだり、わからないことを質問しまくる時間も良いでしょう。今演奏している曲を、より深く理解するためのレッスンなど、使い道は様々です。音大受験を目指す方のレッスンや、音大受験で行っているような楽典の勉強、テストを体験してみるのも良いでしょう。
ということで詳細はこちらをご覧ください。
以下のリンクはBASEのページに直接入れます。今すぐ応募したい方への近道です。
お待ちしております!
荻原明(おぎわらあきら)