南機場夜市ハシゴ飯（後編）。曉迪筒仔米糕の滷肉飯で〆。

秀昌水餃に初訪問し、その水餃子の味に大満足したがぁこさん。

揚げ物が食べたくなり、カキのかき揚げを売ってる「好佳蚵嗲」に向かうも、定休日じゃないのにお休みであった。

ならばとタロイモかき氷の「南機場芋頭大王」に向かうも、こちらも営業時間のはずなのにやってない。

二連敗である。なんなの？

コロナ大拡大中だったから臨時休業だったのかな？？

うーむ、じゃあほかに気になってたお店っていうと……。

と、思い出したのが、夜市の入口に店を構える超人気店「曉迪筒仔米糕」だ。

いつもであれば、店の外に大行列ができていて、行ってみようという気にあんまならないのだが、今日のこの夜市の状況であれば、空いてるんではないか。

と思い、南機場夜市の正面入口へ。

って、あれ～～！？　夜市の看板が新しくなってる！？

前は赤字の筆書きみたいな書体だったよね？？

いつの間にすっきり白字の看板になったの？　この2年のどっかよね？

ああ、びっくりした。

もとい、この看板の左側の足元の赤いエプロンしてるお姉さまが見えるお店が曉迪筒仔米糕だ。

思った通り、テイクアウトの人が数人並んでいたが、イートインの席は半分以上空席で、すごい空いていた。ビンゴね！

先ほどから時々雨が降ったりやんだりしているのも関係しているかもしれない。

とにかく席は選び放題だったので、できるだけ外側かつ雨が当たらない席に着席。

席に注文票があったので記入してお姉さまにお渡しする。支払いはここで先払いだ。

こちらのお店の看板メニューは店名になってる筒入りの蒸おこわ「筒仔米糕」だと思うが、あれはお店によっては私あんまり好きじゃない時もあるので、安全パイかつメニューでも一番上に記載されてる人気の「滷肉飯」小25元をメインとした。

あとは、野菜が足りないので茹でた空心菜「燙空芯菜」30元、冬瓜と豚の骨付き肉のから揚げ入りのスープ「冬瓜排骨酥湯」50元をプラス。

注文すると素早くすべての料理がテーブルに送られてきた。

どれも小ぶりな器なので、さっき水餃子食べたばっかりだけど、完食できそう。

逆に、これだけで食事にしようとすると少なくて物足りないかもね。

滷肉飯は脂身多めの皮つきのお肉の角切りを煮込んだタイプで、漢方は入ってなさそうな素直な味。

やや甘め＆こってり系で私好み。たぶん広く日本人観光客に受け入れられる味だろう。

空心菜は滷肉飯と同じたれがかかってると思われ、同じく甘め。量は少ない。

冬瓜排骨酥湯は、冬瓜がとろとろ！

スープの味はやや濃いめ。骨付き肉の骨が本気で骨、しかも砕けてて危ないので、食べる時は気を付けたい。肉はそこまで柔らかくなかった。

お店によっては、骨からするんとはがれるくらい柔らかかったり、大きな骨じゃなくて軟骨の部分がとろけるのとかもあるから、そういうのに比べると、肉の部分は普通かな。

このお店では、私は滷肉飯が気に入った。

またの機会があったら、きっとまた滷肉飯を頼むと思う。

ごちそうさまでした！

曉迪筒仔米糕

住所：台北市中正區中華路二段307巷

時間：11：30～22：30、土曜定休