【日記/レポ】同人誌即売会TOKYO FESとスクエニカフェFF7コラボをハシゴしました
新しい試みとして、日記のようなレポートのような記録を気まぐれに残してみました。 2022年6月26日の出来事です。 おおよそ7,000文字くらいのボリュームです。 事務連絡をメインとするこのサイトの他の記事に比べると異質な様子のかなりラフな文体ですが、臨場感をお楽しみ下さいますと幸いです。
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同人誌即売会TOKYO FESとスクエニカフェFF7コラボをハシゴしてきたよ!日記
書いた人:えぷと
時は2022年6月26日、久々の同人誌即売会参加!
当日は偶然私の誕生日、ハッピーの予感がするぜ。
今回はTOKYO FESというイベントの中のスクエニオンリー、「 TWINKLE MIRAGE 20」の枠でぬん先生のFF7サークルスペースをお手伝いだ! その後にFF7コラボ中のスクエニカフェにGOというパーフェクトなスケジュール。 誘ってくれてサンキュ~!!
【ぬんさん( Twitter:@JJN_ff7 ):私が勝手に親友だと思っている人。 爆速で絵を描ける。】
えぷと「ぬんセンセ! おはよ~」
ぬんさん(以下、ぬん)「誕生日おめでとうございます!」
えぷと「イエーイ!!!」
合流しただけで既にテンション爆上がりしつつ設営開始。 スペースに新刊が3種類来ているのを確認。
えぷと「イベント新刊同時に3冊とか…マジやばいでしょ…今回は一体いつまで原稿描いてたの?」
ぬん「…………昨日……」
えぷと「!?!?????」
畏怖と心配と感動が混在した感情に襲われる私。 身を削りすぎだよぬんさん……同人誌は究極召喚である
【究極召喚:FF10用語。 命と引換えに召喚獣を呼ぶ】
えぷと「召喚獣といえば、もし一体だけ自由に使役できるとしたら誰がい~い?」
ぬん「え、悩む! 好きなのはシヴァかなあ、でもナイツオブラウンドで火力だすのもいいなあ」
ナイツオブラウンド、13人もいるから原稿がピンチの時にアシスタントしてもらうこともできそうでお得感ありますね(円卓の騎士様方を何だと思っているのか)。
因みに私はテュポーンとかケツァクウァトルも好きです。
設営中のスペースには、顔を知らない状態でサークルの主人を訪ねてくる方々がたくさんお越しになる。
運営の方「すみません、サークル主さんですか?」
えぷと「や、私は売り子です! 主はあちらです」
ぬんさんのwebのお友達「あの、ぬんさんですか?」
えぷと「いえ、私のマスターはこちらです」
ぬん「えぷとさんはサーヴァントだったのかー」
えぷと「えっあっそうかも(?)。 何でも言って、手伝うよ!」
すると手の甲をこちらに見せたカッコイイポーズをキメるぬんさん。
ぬん「令呪を以て命令する、ダンボールを3つ開梱せよ!」
えぷと「令呪そんなことに使っちゃっていいの!?!?」
良いわけがない。 もっと何か言いつけてよ! 遠慮がちのレベルがカンストしているのかもしれない。 令呪抜きでダンボールを開けたり値札を括り付けたりしながら、どうやったら私をコキ使ってくれるのかを考えていました。 また、ややこしくならない為に名札を持ってきていたので、後ほど首から提げました。 サークル参加される方には名札、超オススメです。
【令呪:Fateシリーズ用語。 マスターがサーヴァントに対して絶対的な命令を行うことができるが基本的に3回までという使用制限がある。】
挨拶回り等でマスターが不在の間に、R18本のチェックをしに係の人がいらした。
係の人「修正箇所を確認させて下さい」
こういう感じで本の♂修正♂が甘くないかどうか監査が入るのか…度胸足らずでR18本を出したことがないので知らなかった。
係の人「修正バッチリで~す」
自分の本ではないのにちょっとドキドキするね。
優しいぬんセンセにいいよって言ってもらえたので、図々しくも私の本も委託扱いで置かせてもらいました。 マジで感謝!
そして開場! アナウンスと共に会場に拍手の音が広がる。
好調に本がはけていく。 素晴らしい……去年の冬コミとかと比べると賑わいが戻ってきた感がある。 とってもうれしい!
頒布しながら手が空いたときにお喋りしつつ、ナイスな時間を過ごす。 この間に私がした行動がのちに波紋を呼ぶことになる。 それについてはまた後ほどカフェのくだりで。
古いものを荷造り中に発見したので、持ってきたというぬんさん。
ぬん「これ……、中学二年生くらいのときに使っていたスケッチブック」
えぷと「え!? すごい見たい見たい!」
私の中二の時の絵なんて特級呪物すぎて見せられないけども、ほかの人のはぜひ見たい。 喜び勇んで見せてもらうことに。
えぷと「はえ!? これ中二の時の絵なの!?!?」
うまい人は昔からうまいということが判明。 ビビって声が裏返る。
向かい合っている横顔のふたりの絵があったけど、普通の中学二年生は同じ方向の顔しか描けないと思う。 パネェ。
※ここから私信っぽいスーパーありがとうタイムが続きますので、レポ的な部分だけ読みたい方は太文字見出しの【▼ワイワイしながら頒布時間は終了。】まで飛ばしてね❤
設営中から声かけしあってたお隣さんとどうやったらお話できるかなとソワソワしていたら、FF7が好きという他にもデビルメイクライ好き仲間だという共通点が判明! 同じ地元出身の方を見つけた時のような気持ちになりました。 嬉しさのあまり、今までやってきたゲーム遍歴を聞き出すことに成功! 御本人は謙遜されているけども、ゲーム上手が伺えるラインナップ。 ゲームも上手だし本も出せる……無敵だ! いっぱい構ってくださってありがとうございました!
卓上にはFF7本しか出していなかったものの、FF15本もある旨を書いたPOPを置いていたら気づいてくださった方がいらっしゃいました。 ありがたすぎる!
天使「後からハマったのであまり本が無くて…持ってきてくれてありがとうございます!」
えぷと「あなたのような方のために持ってきたので…良かったです!!」
もうね、心の中でファイヤーリンボーダンスしながらガッツポーズです。
それだけでもありがたいのに、なんと速攻で私のTwitterまでチェックして下さって、今日が誕生日だということでお祝いして頂きました。 ふわふわのシフォンケーキを買ってくださいました。 もうね、心の中でファイヤーリンボーダンスしながらガッツポーズしていたのに、そのまま弾け飛んだ衣服がサンバの衣装へ組み変わった挙げ句にリンボーダンス会場ごとロケットに乗せられて音速で大気圏を突破です。 ありがとうございました。 無重力で食べるシフォンケーキはおいしいなあ!
少し落ち着いてきたところでお買い物しにお出かけしました。
名札を首からさげてたら、有り難くも私をご存知という方に声をかけてもらいました。 嬉しい~! もうお友達だねッ☆ もしどこかの会場で見かけたらぜひ皆さんも気軽に話しかけて下さいませ。 取って食べたりはしません、おそらく。
ここでぬんさんからお電話がかかる。 すわ緊急事態か!?
ぬん「今、えぷとさんに会いに来てくれた人がいたよ!」
なんたる僥倖。 今回は只の売り子なのにわざわざ訪ねてくださった方が…!? 参加スペース番号をTwitterで言っといて良かった~!
スペースに戻ってそのお方にご挨拶をしました。 少し前にBOOTHにて私のダンテ主本をお手にとって頂き、そのご感想をしたためたお手紙を渡しに来てくださったとのこと!!!!マジ!?!?何!?好き!!恋しちゃうじゃん。 今夜はコネコちゃんからのラブレターを抱きしめて眠るぜ。 次はラブレターだけじゃなくて本人をだな。 ひとしきりメガテントークなどで盛り上がりました。 いい日だなあ! しかもすごいボリュームの差し入れを頂いてしまった……超図々しくて恥ずかしい……おいしい! うれしい!! しあわせ!!!
嬉しくてIQが低下しました。 今サボテンとかしこさ勝負をしたら、きっと対等な戦いを繰り広げてギリ負ける気がします。 がんばろう……生きよう。 サボテンに勝つ! まことにありがとうございました。 リアルイベントは心に栄養が沁みわたります。
▼ワイワイしながら頒布時間は終了。
お話していたらいつの間にか周囲が閑散としていたので、平均撤収時間の早さにびっくりしました。 13時くらいにはいなくなっちゃうサークルさんが回を増すごとに増えている気がします。 私はイベント規定時間いっぱいまでお店を広げていたいタイプなので、これはけっこう寂しいものです。
撤収作業しつつ、ずっと構ってくださっていたおとなりさんをナンパして片付け後もお話してしました。
なんと我々とは別のスクエニカフェ(アルトニアの方)を予約しており、この後行かれるそう! イベントからのコラボカフェってやっぱり王道アフターなのか!
無事にお目当てのランダムランチョンマットをゲットされたご様子を後でTwitterで見ました。 良かった良かった! 人が喜んでいるのを見ると寿命が伸びますね。
でもって移動!! 今回、設営荷物がかさばるので人修羅くんモチーフの大きなリュック(す~ぱ~ぐる~ぴ~ずのアレ)を背負っていきましたら荷物の中身の大きさに合わせてリュックを多少拡縮できるのでとても重宝しました。 荷物がカバンの中で動きにくくなるので、破損を防げるのです。 実用的だし、とてもかわいくてとてもかわいいです。
ジャン!(到着した音)
秋葉原のスクエニカフェへ!
駅チカ徒歩数分、場所知ってて迷わなければ1分とかで行けるのかな? 明るめの穴蔵のようなフィールドに出現するダンジョンです。
上の写真は、店内装飾のロゴを警備する任務にあたっていた英雄と自称ソルジャーの図です。
現地でカブト22式と合流、パーティーメンバーが3人になる。
【カブト22式( Twitter:@kabuto22siki ):狂人。 えぷとと同じ家に住んでいる。】
\イエーイ/ ハイタッチ!(したっけ? 多分してない)
入場方法を確認したりしつつ、イベントの賑々しくフレンドリーな様子をカブトに報告。
カブト22式(以下、カブト)「出た出たお前の悪い癖、またナンパしやがったのか!」
確かに癖だけど、悪い癖ではないです。
お店の窓にはFF7の25周年記念イラストがとっても大きく貼られている! 列に並びつつみんなで写真を撮りました。 ぬんセンセに「クラウドとセフィロスとザックスと一緒に写真撮りなよ!」と勧めて私はカメラを持とうとしたのですが、ぬんセンセはとってもシャイなので推しと一緒のフレームに入れないと震えておいででした。 かわいいですね。 私はちゃっかり、ソルジャーでもないのに4ショットをキメました。 冒頭に掲載した写真がそれです。 ついでにもう一回貼っちゃお。
列が進むタイミングによっては撮影チャンスが一瞬しかないぜ。 チェケラ。
入店すると壁一面にFF7関連のビジュアルポスターが飾られまくっている! BGMもシリーズのものがずっと流れていて良い感じ。
座席は店員さんに割り振られるのですが、油断していたらめっちゃごはんを食べづらい席に通されました。 3人並びのカウンター席で、物理的には何も問題ありません。 しかし、私の座席の真ん前に等身大ほどのクラウドが前を見据えているポスターが貼ってあります。 つまり、座っている間はクラウドにガン見されている状態ということです。 圧が強すぎる。 これが魔晄の瞳の眼力ってやつですか。
手に持っているのは注文用のタブレットです。
クラウドに見守られまくりつつ、注文をガンガンいこうぜ!
ここで、カブトが食べる予定にしていたメニューがコラボ期間後半からしか出ないものだったことが判明。 我々が訪れたのは前半でした。
カブト「うわ~! アルテマモンスターバーガー食べたかった~! 残念だけどまあいっか」
ぬん「また来ません? またここに来ませんかね?」
ぬんさんの体力は無限なのではないかと、私は疑念を抱きました。
ぬんさんが頼んだカクテル「魔晄の瞳」には、最初はブルーだけど付属のシロップを注ぐとグリーンがかった色に変化するというステキギミックがあるとの説明書きがありました。
ぬん「これは動画で撮らないと!」
意気込んでドリンクにシロップを入れ、マドラーでぐるぐる混ぜるぬんさん。 ひと混ぜごとに鮮やかなグリーンが広がる様子を眺めつつ、茶々を入れる私。
えぷと「おお~ァ……めっちゃ 掻 き 回 す じゃ~~~ん」 弾けるニヤニヤ顔。
ぬん「え?えへへへへへ……へへへへへ」
カブト「ここには妖怪しかいねぇ」
私はヴィンセントがモチーフのドリンク「カオススムージー」と、ケットシーまんを注文しました。 かわいさとかわいさの組み合わせ、ダブルラリアットです。 あと勢いでチョコボ印のおまんじゅうも追加しました。 飲み物にはちょいちょいLEDが仕込まれたアイスキューブが入っているようでピカピカ光ったりします。
カオススムージーは全体的に赤くてカシス風味、上に散らされた金粉が儚さとゴージャス感を演出していました。 たぶんその金粉は、ヴィンセントの手甲とか靴から削り出してくれたんだと思います。 身を削ってくれてありがとうヴィンセント、おいしいね。
ケットシーまんは、スタンダードな肉まんにケットシーのお顔がプリントされており、モナカで耳や王冠が再現されているものです。 とってもキュート! しかしそのかわいさ故に食べづらくはあります。 とても食べかけの状態のビジュアルは人に見せられません。 鼻タブ部分のモナカをめくったらその下にも鼻タブのイラストがプリントされてあるのが個人的には一番のときめきポイントでした。
【鼻タブ:猫の顔の鼻の左右、ひげが生えている部分の俗称。 英語では Whisker Padと呼ばれる。】
そしてコラボカフェ名物、ランダム配布のコースターの絵柄確認タイムです。 ランチョンマットはお店を出る際にまとめて渡されるとのことで、先にこちらのみ銀紙に包まれた状態で配布されました。 ヴィンセントやシドが出てほしいな~! という私に「当ててやるよ」と謎の自信を表明するカブト。 この人間は、キャラみんな好きなので希望は特に無いが運のパラメータが妙に高いという、コラボカフェに連れて行きたい特性を持つ珍奇な存在。
カブト「俺を神と崇めるが良い」
当然のごとくヴィンセントと、シド(追加注文分)を引き当ててくれたカブトに平伏すことに。 サンキュー珍奇マン!
それからFF7トークに花をさかせつつ楽しく過ごしました。 リメイクの良かったところや次回に期待することなど。 話しながら3人がかりでコラボメニューは9割ほど制覇したかもしれません。 ぬんセンセはバスターソードの刺さったけっこう辛いカレーライス、カブトはウォールマーケットをイメージしたオイルそばを主に食べていました。 順番に来たのでメニューをズラッと並べた写真は撮れず無念!(来たそばから食べちゃう) 近くにはかわいいキャラぬいぐるみを持参してお写真撮ってらっしゃる方々や、店内装飾を鑑賞する方々など店内みんなマイペースにFF7充していました。
ぬん「そうだ! ねえカブトさん聞いてよ、このひと(えぷと)さあ~~~」
滅多にないぬんさんの愚痴モードに、(信頼されてる証拠みたいで嬉しい……)とカブトのテンションが内心上がったとか。
☆ここから回想シーン☆
本を買いにきてくれる人たちの波が少し落ち着き、歓談できるくらいのまったりモードになった時間帯。 私は自分の作品への反応が見たいタイプであると同時に、人の作品への反応をダイレクトに伝えたいタイプでもあります。 よって、早速買わせて頂いたぬんさんの新刊同人誌をスペース内、作者本人の真横で読みはじめることにしました。 今回の新刊は、「全年齢向けセフィクラ本」、「全年齢向けエアティ本」、それともう一冊あります。 それぞれの本の面白い台詞やかっこいい作画ポイントを見つける度に、速攻で隣りにいる伝えたい本人の耳元で囁けるので大変助かるフォーメーションです。 上記でも書きましたが、ぬんさんはとってもシャイなので、私が褒める度にお礼1割・謙遜7割・呻き声2割くらいの確率で赤くなりながらお返事してくれます。 もっと自分を誇ってくれ。 夢を抱きしめろ。 そして、どんな時でもソルジャーの誇りは手放すな。
そして2冊を拝読した後、最後の一冊「R18セフィクラ本」を私が手に取ると
ぬん「ウェッ(名伏し難い声)、それもここで読むんです!?」
あたぼうよ。
この本こそイベント前日の朝まで原稿作業が行われていたという伝説の一品! そんな限界状態でよくこんなに作画をできたものだと本当に尊敬し通しでした。
えぷと「このコマいいね、好き! ああ、次のページも良い! 横顔の描き方また上手くなった? ここすごくかわいい! ほらここ!」
ダイレクト感想3冊目ともなると私の囁きにもだいぶ対応し始めたぬんさん。 先程までの全年齢向け作品と同等のノリで話す私にすっかり油断をし、私の手元を覗き込んで当該シーンを確認しようとしながらお返事なさる。
ぬん「へへ……たぶん私、横顔フェチってやつで…………ってうわあおあああ!!?(実際は小声)」
当該シーンについてはこの文章は全年齢に向けて公開しておりますので詳細は控えますが、かわいいお顔とご立派な物体が同じコマにあると、とても良い対比にテンションが上がりますね。
このような所業があと数回くらい行われました。
☆回想シーンおわり☆
ぬん「……っていうことがあって」
カブト「オイえぷと!!!!! お前には……人の心が無いんか!!!??」
えぷと「あはは」
ぬん「人の心が無いんか!!」
カブト「この悪魔野郎!!!」
カオススムージーがとても美味しい。
この誕生日当日に一番多くかけてもらえた言葉は「お誕生日おめでとう」、二番目に多くかけてもらえた言葉は「アンタには人の心が無いのか」でした。
たのしいイベント&カフェ! とても素敵な一日をありがとうございました🖖😊❤
👆戦利品のランチョンマットとコースターです💎💎💎