【初日まであと1日!!】べろべろガンキュウ女⇔うんなま、往復応援メッセージ【#うんなま】
およそ24時間後には1ステです!
今回は!昨年のウイングカップ7にて最優秀賞・優秀賞コンビのべろべろガンキュウ女!
繁澤とはほぼ一回り年齢の違うべろガンの小山くんからのコメント!えらいことです!
でもなんだか分かり合っている様子!ぜひご一読下さい!
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【べろべろガンキュウ女⇒うんなま】
先をいく芸術家は孤独と戦わなければならないらしいです。
きっと、うんなまは先を行ってます。どれくらい先かはわかりません。5年経てばついてくるのか10年経てばついてくるのか…パリコレみたいですね。
ぼく的に大阪で唯一公演すると聞くと嬉しくなる劇団はうんなまです。ただ、ぼくは東京に住んでいるので観れないのが多いのですが。今回も上演が被っていますし…
今回の公演は東京の花まる学習会王子小劇場でも上演されるそうで、東京で観られることがとても嬉しいです。
ぼくが観たうんなまはANCHORでした。
観た時、負けたぁって。思って。本当に面白くて。観終わった後感想を言いに行ったら
怖い顔で観てたって言われてショックを受けた思い出があります。
繁澤さんの戯曲を演出してみたいです。凄い大変そうですけど想像しただけで楽しいですね。出来れば…『ブットンくん』のお話が良いです。
べろべろガンキュウ女 小山都市雄
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【うんなま⇒べろべろガンキュウ女】
僕は、なんだかんだで小山くんに影響を受けているのでは?と、今作『search and destroy』をつくりながら改めて思っていました。
いや、即座に撤回する感じですが、影響を受けている、というとちょっと盛ったかもしれません。正しくは、「興味や感覚が非常に近くてめちゃくちゃ共感するし、わかる」という感じでしょうか。
小山くんとの出会いを振り返ると、昨年のウイングカップ7でした。出場団体による最初の顔合わせ的打ち合わせの際に、「俺たちは高校生イェ―」みたいな主張を静かにしていた気がします。その時僕はもう29歳になっていたので、いわゆる一回りぐらい違うことに、これまた静かに驚いていました。と同時に、いったいどんな作風なんやろか…まあ尖った感じなんやろうな…服装もそんな感じやし…僕はもう、服装とかめんどくさいもんな…となんとなく思っていました。
その後、件のディレクターズワークショップがありました。僕と小山くんは違う班で、僕は演出、小山くんは演出補佐の立場だったのですが、普通に小山くんの「演劇偏差値」の高さに驚いた記憶があります。もうね、演出の意図を読み取って、でもそれならこうすべきでは?みたいなことをしれっと言ってくるんですよ。年上だらけの現場で。僕は正直怖かったし、なんならちょっとイラっとしてました(タハハ…)。
そして、ウイングカップ7の公演です。僕らの公演は11月にあって、べろガンの公演は年が明けた1月にありました。なんだかんだで僕は、「もしうんなまじゃないところがウイングカップ7で最優秀賞を獲ったらどうしようかな…」みたいなことを公演終わってからずっと考えていたので、べろガンを観るあたりの時期は色々悶々としていた記憶があります。で、彼らの公演を観まして。
「うわ、似てるな」と思いました。素直に。何が?と言われると、ちょっとありすぎて困るぐらい、正直似ているなと、自分では思いました。やりたいことというか、表現活動、そのなかでも舞台表現を選択した理由、衝動みたいなものが非常に近しいんだろうなと、しみじみ思ったのを覚えています。
そのあとも何回もべろガン、観させてもらいました。なんなら、ここで初めて言いますが、「出たいな」と思っていたぐらいです。それか、一緒に創作の現場を共にしたいなと、思っていました。
そんなべろガン、今回で大阪は最後。そしてまもなく解散、解体、とのことです。
もちろん小山くんは演劇を続けるだろうし、僕もまだまだ演劇を続けるとは思いますが、きっとどこかで一緒になる機会はあるんでしょうが、もう小山くんはあんまり「衝動性」に基づいた演劇はつくらないのかもな?となんとなく思っています。
ぜひ、「べろガン」と「うんなま」を両方観ていただきまして、衝動に基づく創作をおこなう2団体を、ウイングカップ7最優秀賞と優秀賞の団体を、比較しつつも楽しんでいただければ嬉しいなあと、思っています。
うんなま 繁澤邦明
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べろべろガンキュウ女詳細:https://twitter.com/BeroberoEys
芸術創造館では小山さんが、ウイングフィールドでは繁澤が、皆さまをお待ちしております!