ハチクロ
2008.01.14 13:49
この前、友達と「ハチクロの登場人物の中で誰が好きか」
という話になった。
「あのー誰だっけ、あのメガネの。。。」
「真山だ!」
「それ!」
と、真山に一票投じた。
営業的には「花本先生」と言うべきだったのだろうが。
するとその友人、
「えぇー!真山ですか?あの人卑怯で嫌いです!
山田さんが自分のこと好きなこと知ってて、キープするようなことして、
結局自分は好きな人のところに行って、卑怯じゃないですか!」
だから僕は説いて聞かせた。
彼こそ人間の真の姿である、と。
そこにはリアルがある。
自分を重ねた、とか
そんな次元の話じゃ、ない。
僕はあまりハッピーエンドが好きじゃない。
だって、現実はその後も続くじゃないか。
めでたしめでたしで済まされてたまるか。
「ジョゼと虎と魚たち」のあの恒夫が、最後に彼女と歩きながら泣きじゃくるのも
「スパニッシュアパートメント」でグザヴィエが、彼女と心通わせながらも
カフェを出て、華やかな祭りの中を逆走して泣きながら歩くのも、
(ってどっちもシチュエーション一緒w)
あれこそ、リアルじゃないか。
僕はそういうリアルな世界を描いてこそ、だと思うんだ。
キレイゴトしか言わない、しみったれた奴にはなりたくないんだよ。
世界を敵に回しても、本当のことしか歌いたくない。
誰もが耳をふさいだり、目をそらしたりしたくなるようなことが、
実は本当に大事なことだったりするんじゃないかって、最近とても思うんだよ。
だから僕は真山が好きだ。