ら抜き言葉だと「さかいあき」
日本語の乱れが指摘され始めて久しい。
言葉を使う職業柄、
正しい使い方には敏感だ。
もちろん間違った記憶も多々あるだろうけど、
気付いた時に覚えていく作業は好きだ。
「以外に美味しい」とか
「的を得た意見」とか
「話しをしましょう」とか
おーいってなる。
個人の範疇のツィッターとかブログならまだしも
どこぞのインターネットニュースとかコラムでも
こういった誤植、というより誤字が目立つ。
恐らく、昨今の情報発信の早さから
チェック体制もままならないのだろう。
ましてや、WEB上でのみ使われる言葉や
口語表現、メールでの文字の変換などを挙げていけばキリがない。
僕だって、現代の若者だから
僕がよしとしてるレベルでも、年上の方からすれば
「ないわー」
みたいな言葉を使ってるんだろう。
と、そこで考えてみた。
そもそも、日本語って誰が話し始めたんだろう。
あれ?
そう言えば、「古文」の時間に習ったのも一応日本語だよな?
いやいや、れっきとした日本語だよな?
あれーーーーーー
ということは、「乱れ」イコール「進化」なんだね。
マイノリティであれば「乱れ」だし、
マジョリティであれば「進化」なんだね。
勝てば官軍、負ければ賊軍みたいなもんか。
と
言
う
こ
と
は
僕がおじいさんになった頃には
ある営業マンが
取引先との商談を終え、帰る際にエレベーター前にて
「あざーす」
とか、
ニュースで
何かの大事故の中継のヘリからリポーターが
「マジパネェっす!いや、大混乱っすよ!ちょ!ムリムリムリ!スタジオ返します!」
とか、
小学校の国語の時間に、先生が
「『強敵』と書いて、『とも』と読むんですよ」
とか。
サーセン。
普通にやり過ぎたっぽいっすわ。