これまでだって、そうしてきた
3/12の下北沢ReGのライブにお越しくださった皆さん、
どうもありがとうございました。
遅ればせながら、御礼申し上げ候。
いやぁ、楽しいステージでした。
ステージ降りてからもずっと楽しくて、
打ち上げでついつい飲み過ぎてしまい
実は翌日一日中グロッキーでした。
久しぶりに飲んだからかなぁー。
和ボックス、graveman arbeiteとは毎回打ち上げが楽しい。
ステージで歌っても喉枯れないのに
打ち上げで笑い過ぎて枯らしちゃったよ。
それはそうと
急な告知にも関わらず
たくさんの方々がお越しくださったこと
ホントに感謝してます。
ありがとう。
皆のおかげだ。
本当に直前まで
「色々調整したんだけど、今日やっぱり無理だー( ;´Д`)」とかメール来たり、
来れないって言ってた友人が、わざわざ仕事を中抜けして来てくれたり、
もうその気持ちだけで震えるほど嬉しかった。
おかげで、アレだけ素敵なステージが出来ました。
いつも通りの素敵なステージだったと思ってます。
ここで、
活動休止のこと、
少し触れておきたいと思います。
簡単に言うと、
僕がうつになりまして
休ませて欲しいというワガママを
メンバーが聞いてくれた、というのが一因です。
約一年前くらいから
今後の活動も見据えた上で
メンバー全員が本当にギリギリの状態で
新しい自分たちの音楽をつくるべく
試行錯誤をしてきました。
元々他人同士の人間が
曲がりなりにも一つのものを作り上げてゆく中で
価値観の相違は当たり前。
それを時にぶつかり合いながらも
尊重し、すり合わせてゆくものだというのは
何も音楽人に限った話じゃない。
あ、ここに書く内容は
あくまで僕の主観だから
とても偏ったものであるという前提で。
メンバーの誰もがそう思うとは限らないとは思うよ。
本当に最近まで
色々話し合いを重ねてて
毎回ライブをする毎に
これで最後かもって思いながらやってきました。
そんだけギリギリでやってたからこそ
いいステージが出来たのかもしれないけどね。
でも、ある時
ホントに全然前に進める気がしなくて
何もかも分からなくなってしまったんです。
どうしたいのか、
どんな歌が歌いたいのか
そもそも歌いたいのか。
歌い続けたいのか。
ぜーんぜん。
なーんにも。
そんな時、メンバーは
優しい言葉をかけてくれたり
厳しい言葉で叱咤してくれたり
色々な気を遣わせてしまったと思うんだ。
サトル君は、
「お前はうつじゃない」って言ってくれたりしたしね。
最後には
皆で、お前がやるって言うならやるよって言ってくれた。
けどその時に
いつもなら「よし、やるか!」って言えてたはずなのに
それが言えなかった。
その励ましに応えられない自分が不甲斐なくて、
ただただ、それが辛かった。
祖父江くん、聡くん、ゆうきの高いポテンシャルに
ついていける自信がなかった、というか。
ギリ現状維持。
クリエイティブのかけらもなく
歌も書けず、
そんな感じでしばらくライブを続けてて
色んなことが空回りしてた。
そう思い込んでただけかもしれないけど。
今、自分たちの思う「いいもの」を作れると思えなかった。
自信を失う以前の問題。
僕は何もやれてなかった。
メンバーに歩み寄ることも
何も。
価値観を押し付けるだけ。
そこからの自己嫌悪。
これまでだって
そんな気分になったことなんて
いくらでもあったし
だからこそ歌ってきたし
これからも、それこそたくさん直面するはず。
今この時点で
全員で決めたことの結果が
良い結果となるか
悪い結果となるかは
the bitters endの4人のこれからにかかってるんだと思うんだよ。
遺したものはひとかけらかもしれないけど。
解散ではなく活動休止としたのも
僕らはいつでもそこに戻るところがあると思うからね。
the bitters endだぞ、文句言うな。
そう言えばね
活動休止の告知をした時に
ファンの人がTwitterでやり取りしてるのを見かけたんだけど、
ビタエンで繋がった縁を
ビタ縁って言ってて、
んで、勝手に生きて音楽楽しみながら勝手に幸せになろう!
みたいなこと言ってるの見て、
ああ、こういう風に言える人がいるだけでも
僕らが音楽を奏でてきた甲斐があったなって思ったんだよ。
僕らはあくまで
皆が主人公の映画のBGMを作ってきただけなんだ。
だからこそ、ミニアルバムのタイトルを「END ROLL」にしたんだ。
それでいいんだと思う。
淋しくなったら僕らの少ない音源を聴いてくれたら、
それでいい。
これまでだって
そうしてきたじゃないか。
僕はしばらく
なーんも考えず、過ごします。
それが一週間なのか
一年なのか、十年なのかは
僕にも分からない。
歌いたいのか。
それ、大事だと思うから
ちゃんと考えようと思う。
これから描き出すものが
the bitters endではないとしても
the bitters endがなかったら描くことが出来ない世界だと思う。
まぁ、元来の気分屋だから
二三日経ったら、やっぱり歌うよーとか言うかもしんないけど。
出来ることから少しずつ
またやってみようと思う。
やりたいこと、なんなのか。
これまでだって、そうしてきたんだし。
ところで、
どうして僕は和ボックスのパスを付けて帰ったんだろう。
打ち上げの記憶がない。