ペテイノサウルス途中絵その８

ちょっとマニアックな話になりますけどね、って翼竜ってだけで充分マニアックですよね何を今更。

原始的な翼竜の第五趾は長かったんですよ。第五趾って、足の小指って意味です。

でね、足の小指が、足と尻尾の間に張ってる翼膜のサポートをしてたってのが定説になってます。まぁ、その指だけぴろぉーっと長いわけですから何かの役割はしてたの確実ですし、その位置なら翼膜支持でしょうよって推論です。さらに、進化型翼竜になって尻尾が短くなると同時に足の小指も短くなってることもその仮説を後押しします。

でもね、小指でっせ？小指って身体の外側ですよね。尻尾は内側ですよね。尻尾と足間の翼膜のサポートを小指でやるって解剖学的におかしくね？と、永年思っておりました。

ところが、こないだコウモリの写真見て衝撃受けましたっ！つづく。