餌用のデュビアとレッドローチ!
こんばんは!モダンです\( 'ω')/
今回はデュビアとレッドローチについて書かさせて頂きます🙏
と言うことでデュビアとレッドローチの説明をコオロギと比較しつつ話していきたいと思います!
まずこれがデュビアです。フォレストローチなので日本のサツマゴキブリと似たような見た目をしてます。サイズがデカいので中〜大の爬虫類に向いています。うちではレオパやロボロフスキースキンクヤモリ、フトアゴヒゲトカゲなどに与えてます。
そしてこれがレッドローチです。デュビアに比べて動きが速くて撮影するのが困難だったのでネットから拾ってきた写真ですがよくいる街のゴキブリの見た目をしています。人によってはもちろん気持ち悪く感じると思います(実際僕も最初はかなり気持ち悪く感じました😭←コオロギすら無理だった)
ですが今は余裕で触れます笑笑
サイズは小さく柔らかいのでうちではアマガエルやガーゴなどに与えてます。
クロゴキブリの3分の1ぐらいのサイズ感です。
・飼育環境
このようにケージに卵パックと餌を入れて飼育します。画像はデュビアですがレッドローチも同様です。壁は両者共に登れないのと、ジャンプする事は無いので蓋がなくてもコオロギのように脱走する事はないですが念の為蓋は付けときましょう。
温度は暖かい温度を好みます。またコオロギよりも冷たい温度に強く死ぬ事はないですが食いと繁殖力は落ちるので25~28度ぐらいが良いと思います。
・餌について
僕の家では餌にうさぎ用の餌を採用しています。何故かと言うとかなり栄養価が高くすぐ手に入るし水で少しふやかせばみんな食べてくれるからです。
沢山撒いておけば床材にもなってデュビア達が潜れる隠れ家にもなります。本来森に暮らしているデュビアは土に潜ったり木に隠れたりなど当たり前なので再現してあげると繁殖の手助けにもなります。
また爬虫類の野菜の食べ残しやピンクマウス、他の生き物の死体など何でも食べてしまうので処理などにも便利です。野菜はレタスや小松菜をあげることが多いです。
・糞について
糞は多いです。またデュビアは大柄なので糞は大きいです。ですが匂いは全く無くそのままケージの中に放置しても問題ありません。乾くとパラパラしていて、粒が大きいので糞を放置して床材のように使う飼育者は実際多く、残しておいた方が良いという意見もあります。
レッドローチは定期的に掃除するのが良いと思います。デュビアと違ってかなり細かいので卵パックがかなり汚れます。
・匂いについて
時々「レッドローチは臭い!」と言われるのですが実際匂いはそこまで強くないです。匂いは確かにあるのですがそれは他の虫に比べたらあります。彼らは独特のアンモニア臭を放つのですがもちろん近寄らないと匂いはありません。また、その匂いがある事によって「コオロギを食べない個体がレッドローチを食べた!」なんて事もあります(実体験)
デュビアはほぼ無臭です。てか完全に無臭と言っても良いと思います。糞の匂いもデュビア自身の匂いもありません。
・育てやすさについて
コオロギと比較して言いますと断然ローチ系の方が全然良いです。何故かと言うと
コオロギめちゃくちゃすぐ死ぬ
夜はうるさくて眠れません😅
ですがレッドローチやデュビアは共食いをしない。そしてかなり強く余裕で1~2ヶ月は持ちます。買ってきた数にもよりますけど100匹買ってきたら余裕ですね。そして餌は週に何回かあげれば良いし、乾燥にめちゃくちゃ強いので水は時々で良いです。なんならこのローチ系は湿気にとても弱いのでほぼあげなくても良いぐらいです。しかも鳴かないし自分の匂いで死ぬ事なんてない。
こんなコスパが良い餌を見つけた自分は感動すら覚えるぐらいで親からのお小遣いだけでやりくりしていた頃の自分にはローチ達がかなりの助けになりました。
・栄養価について
栄養価は
レッドローチ<コオロギ<デュビア
です。もちろんサイズがデカいデュビアの方が栄養価が高いと言うのは当たり前です。コオロギの2倍の高タンパクで、餌にレタスなどの野菜を与えればビタミンやミネラルを摂取したデュビアを作る事が出来、栄養価も抜群です。
レッドローチは3種の中では栄養価は低いにも関わらず爬虫類の食い付きが良いのとコオロギよりもキープしやすいので小型の爬虫類にはうってつけです。
他にもミルワームやハニーワームなどもありますがそれらも良い栄養価を持っています。メインを野菜とデュビアにして、デュビアへの食い付きが悪かったらワームをあげると食べるなんて事もあります。ですがワーム系は消化に悪いとも言われますのでワーム系をメインにするのは良くないので上手く餌をサイクルして与えられると上手に育てられると思います。
↑ウチのシリウス君
↓ウチのデルタちゃんです
かなり食い付きが良いです👍👍
餌によっても爬虫類の寿命はかなり変わります。餌の与えすぎで太って寿命が縮んでしまうケースや、コオロギではなくデュビアで育てた方が寿命が伸びるなんて事もあるようなのでマチマチです。
あくまでもここで言っているのはほんの1例と推測でしかないので絶対では無いですが一番は満遍なく栄養の偏りが無いように餌を与えられることが良いと思います。
・繁殖のついて
デュビアやレッドローチやコオロギはもちろん飼育下でも繁殖が出来ます。
色々な文献を調べれば出てくると思うのですがうちではデュビアとレッドローチの繁殖を今はやっているのでその2種の説明をしていきます。前にコオロギもやってましたがコスパが悪いので辞めました🙏
レッドローチは写真に写っているような物を産みます。これは卵鞘(らんしょう)と言って殻の中に多くの卵が入っていて孵化するとこの中から殻を破って子供達が産まれてきます。かなり小さいので生まれたてのヤモリなんかに適しているサイズです。
孵化のやり方はまず入れ物にティッシュやコットンなんかを湿らせて入れて卵鞘を入れて26~28度ぐらいで保温して何週間かすると産まれます。邪道ですがフトアゴケージに入れて保温してあげるのもアリです。保湿と酸素がないと孵化しないので注意が必要です。
これはデュビアの交尾画像です。レッドローチも同じく交尾します。
交尾をしたら、レッドローチは卵生なので卵を産み、その卵を回収して孵化させますがデュビアは胎生なので自分の胎内で孵化させて子供を産みます。人と同じですね👍
なのでデュビアは保温させて常に暗い所において餌を入れといてあげれば勝手に増えます。楽です。レッドローチもケージの中で卵が放置されて孵化する事もありますが回収した方が孵化しやすいってのが実体験です。
基本的に繁殖をしやすくするにはオスメスの比率が大事になってきます。オス1匹あたりにメス3~4匹が良いとされています。ハーレム状態を作ると繁殖しやすくなって爆発的に増えるのでオススメです。
・最後に
最大の弱点としてデュビアやレッドローチは蒸れに弱いです。全滅も普通にありえますので霧吹きした状態で温度を上げすぎて死滅させないように注意してください。それ以外はガチで強いのでコスパ最強の餌になります。
これらの白いデュビアは全て脱皮直後のデュビア達です。非常に色が抜けた真っ白の綺麗な状態で体はめちゃくちゃ柔らかく触ると気持ちイイです(*´ч`*) 天使とも呼ばれる事があります。体の大きいメスサイズでも柔らかいのでレオパの口にも入ります。
以上、いかがだったでしょうか!デュビアやレッドローチはホントに使いやすくて頼もしい餌です。コオロギとのコスパ比較は桁違いで、日持ちも全然違うし繁殖力も違います。僕はもうコオロギメインには戻れないと思います。
まあ、一番の難点は見た目かなと思います。初心者の方には抵抗があるかと思いますがご安心してほしい報告が1個あります!!それは僕も最初はめちゃくちゃ苦手だったからです😭一番最初この世界に入ってフトアゴを始めたのですが、生きたコオロギが無理で最初は冷凍コオロギを買いました。ですが凍っているにも関わらずめちゃくちゃ気持ち悪いと感じて最初は叫びながら餌やりをしてました笑笑
ですが毎日餌をやっていくに連れて慣れが出てきてそこから生きたコオロギに変えて、レッドローチにも手を出して最終的にデュビアを始めました。デュビアは確かまっすーさんの動画を見て「俺もこのぐらい触れるようになりたい!」とか思って始めました。
今では普通に
なんの躊躇いも無く触れます笑笑↓
と、このような僕が居るので虫が苦手な皆さんでも爬虫類のためなら虫が克服出来ます!皆さんも是非良いエキゾチックライフを!!
モダンでした!(*´∇`)ノ ではでは~ノシ