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kojinkai

それぞれの課題に向けて。

2018.01.25 14:58

中学1年生、成穎の子たちは学年末の

対策のために理科を中心に、

附属の子は英語と国語を実施しました。


どこの学校であろうと、ブレずに

教科書の完全理解に努めて、やることが

なくなったら発展問題を用意して取り組む、と。

そんな感じで進めさせてもらっています。

行っているものは、これまでの経過から

特にできない可能性があるものに限定し、

特化して指導を行っています。


成穎の生徒さんは、テスト範囲の”音”について。

振幅や振動数やヘルツ計算、

空気の動き方など、なかなか具体的に

捉えにくいものもあるものなのですが、

比較的スムーズに理解できているようです。

音の計算において、波が往復する問題や、

振動数計算については要復習ですが、

基本的理解を修正しましたので、あとは自宅での

対策を重ねてもらうだけです。


附属の生徒さんは明らかに英語に関して

成果が出始めています。

今日も英語のテストがこれまで半分も

正答がなかったところ、今回は2問ミス、

しかも単語が書けなかったことに留まり、

もう文法上で指摘することはほぼありません。

教科書英文に類する完全英作文の問題なのですが、

抵抗なくガンガン英作文してきますね。

素晴らしい取り組みだと思います。

これまで、何がネックとなっていて

英語に苦手意識を持っていたのかも忘れました。

もう私は英語が得意な人として見ています。


次の課題は国語ですね。

まだ指示語や接続語を論理的に追いかけて

読む視点が欠けており、問題を読むときに

目線が解答が書かれているであろうところから

大きく外れたところにいってしまっているのも

見られましたので、読み方の基本ルールから

確認していくために、文章題という文章題を

片っ端から個人レッスンしていくことにしました。



この学年も基本的によく自分で学ぶことができ、

意欲的で指導のしがいがあります。

しかし、分からないところをまだまだ未消化なまま

演習が先行してしまっている上滑り感も見られ、

しっかり教科書を参照、参考書を参照しながら、

分からなかったら即調べて納得する、

間違ったなら間違った理由をゆっくり検証して

分かりながら進める学習リズムがもっと整ってくれば

さらに良くなるだろうと直感しています。


テキストの中に間違いを許さないことです。

一つ一つ、大切なこととして考えながら

進めていくようなきっかけとなる指導を

できたらいいなと思っています。