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こころとからだ相談クリニック

長時間診療・対面初診自粛、夏休みのお知らせ

2022.07.13 11:22

東京都の感染者数増加をうけ、診療体制の変更を検討いたしました。




まず、オンライン初診を中心に新患を受け入れます。遠方の方で直接来院予約の方はオンライン診療に変更します。ご連絡ください。


また、診療時間も再診10分に短縮します。初診も原則約30分を推奨いたします。長くなるようなら申し出でくだされば終了にします。


オンラインは初診20分、再診15分ですから、オンラインの方が長時間です。


より長く相談されたい方はオンライン自費なら、値段は高いですが、今まで通り長時間診療やカウンセリングをご選択いただけます。


さらに、お盆休みをいただきます。8月13-20日は、予約を既にとられた方以外、予約を受けず遅延しているレセプト作業に当てます。


1週間で平均してコロナ新規感染者数5000人/日を切ったら、また余裕を持って、そうした方の対応に励みます。




【今回の対応の背景】

最近、天候が悪いためか、不眠を自己管理されず、不調に気付けず入院レベルになるまで来院されず、薬を拒まれる方が続きます。


特にカウンセリングのみ希望で、四日以上連続し眠れない方の急変や迷惑行為が多発しております。


死にたいと訴えられ速やかな採血、内服、転院、家族連絡を拒否される本人はどうでもよくても、周りが時間をかけざるをえません。




今後も、活発に死にたい、自殺未遂歴が多い方は、転院説得や紹介状作成に労力がかかり救急がないため事前問診で他院を勧めます。


「先生の説明が悪くて理解出来ない」と仰っても、理解できない場合は家族同伴か家族説明の同意を事前にとれれば予約をとります。


それでも、事前問診での回答が、初診で翻り迷惑行為を伴うなどの場合、信頼関係を築けないため転院とさせていただきます。




初診は75分以上、オンラインは20分以上、診療に時間がかかると自費で依頼しますが、病状を考え保険で対応する場合もあります。


善意で90分程度を保険診療で対応しても対応時間が足りないとレビューにクレームを書き込まれる方もおられます。


だから、説明内容を理解でき本人を保護し支払い能力のある家族同伴か家族説明同意の了解を先に事前問診でえることにしました。




四日以上連続して眠れないのは、躁状態の症状の一つです。ひょっとすると軽躁病の方が含まれているのかもしれません。


不眠を抱える方はよく、多弁なのか長時間話されても足りず、先生に引き伸ばされた、勝手に先生が話す、など被害的に語られます。


他院で繰り返されないよう業務上威圧営業妨害(刑法違反、前科がつく)と忠告すれば喧嘩をうられたと誤解されクレームをいれる方も。




初診時問診票にも記載し同意を得ておりますが、自傷・他害行為をなさる場合、個人情報保護法の除外要件でもあります。


無断で家族連絡する場合もございます。ご注意ください。


家族連絡先を地域の郵便局、既に使っていない連絡先、記載した名前と違う方の連絡先、書き間違えられる方もいらっしゃいます。


自傷他害があり通院継続が困難で家族連絡がつかない場合、保健所や警察に通報する場合もございますので、ご注意ください。




死にたいが働き続けないと迷惑という罪業妄想やクレームが続き内省できない被害妄想は、薬を飲んでくださらないと説得困難。


家族連絡を拒まれ、職員が少ないと長時間追加費用なしで説得する医師が非常に疲弊しております。


前科を付けたくないので警察は呼ばず費用も減額請求し注意を促し転院に繋げますが、四日以上眠れない方への少数対応は限界です。




重症でも病状に気付けず一人でいらっしゃる新患者が、理解力低下され説明は分からないと語り、家族連絡を拒まれると苦慮します。


大規模診療所では医療スタッフが対応できますが、小規模診療所は人員不足でリスク管理上、医師が長時間対応せざるをえません。


そんな状況から上記対応で休みをいただき、規則を強化することといたしました。よりよい接遇やシステムを検討してまいります。




夏休みに新しい情報も取り入れ研鑽いたします。オンラインの日本東洋医学会で漢方も学びましたが、精神神経学会でも学びます。


当院の規則改善で、より安全で安心の医療を提供してまいりますが、もちろん接遇改善にも取り組みます。


当院では周囲の利用者に迷惑をかけず、敬意をもち信頼関係を築ける、責任能力ある当事者やご家族の来院を歓迎しております。