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kojinkai

整いの美学。

2022.07.14 01:00

6年生の何がすごいか?


課題提出の所作です。

到着すると、私が課題チェック

しやすいように、全て机の端に

全ての課題が整理されています。


しかも、ノート類も私のチェックが

しやすいよう、すぐ開けるように

工夫してくれたりなんかして、

この学年の課題チェックは

他の学年の1/3くらいで

済んでしまいます。


人数の問題ではなく、

それぞれの子の気配りです。



まず、忘れない。これは根本にあり、

納得いくまで解き直した形跡、

これから気をつけようと思った

箇所へのコメント、

テスト前にチェックしておきたい

ポイントの整理、など、

ノートチェックをしていると

それぞれの個性が見えます。

それをも、きちんと見せてくる。

本人たちは意図していないと

思うのですが、

結果的に、その子の一週間が

ここに表現されてるなーと

圧倒される課題提出っぷりです。



よくよく以前を振り返ると、

やはりトップクラス張る子は

こんな所作が常にありましたし、

なんか、いい意味で余計な動きを

した形跡がありました。笑



課題を一口にチェックするとは言っても、

「はい、答え写して終わって

何も身についてないですね」って

子もごくまれーにいますし、

「あ、今週すごい。

このまま続けばすごいだろうな。」

と思う子もいます。


前者の子は、名指しせずに

しばらく全体を諭すように

言葉をかけてゆきますが、

あまりにやばければ

個別に話をしていく、と。

そんな感じです。



伸びるかどうか、は、

課題と小テスト状況を

両方見るとすぐに分かります。


ろくすっぽやり直しもせず、

分からないことをほったやかして、

タスク的にこなしただけの子は

課題やるだけ無駄な時間しか

過ごせてないので、伸びません。

いや、じりっとは伸びますが、

学習方法としてはお粗末で

無駄が多いといえます。



課題チェックは常に日々の

言葉かけと連動していて、

毎回こうあってほしいと

メッセージを伝えてます。


だから、そこへの美意識が

高い子は、当塾の看板ともいえる

どこへ旅立たせても恥じない

素晴らしい生徒へと

成長を続けています。