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暑い暑い日々が続きますが、
映画館へ涼みにきてください^^
夏休みも息抜きに映画鑑賞などいかがですか。
自由研究にもおすすめかも!?
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映画ざんねんないきもの事典
2022年8月8日(月)10時〜
ざざっ、ざんね〜ん
生きるのって、大変で、楽しい!
[INTRODUCTION]
「ざんねんないきもの事典」とは、いきものに少しでも興味と愛情を持ってもらえるように、あえて残念という言葉を使って、これまでの本ではあまり語られてこなかったいきもの“意外な一面”を紹介している大人気児童書シリーズです。『映画ざんねんないきもの事典』は、オーストラリア・南極・日本(長野県安曇野)の3カ所を物語の舞台に、3つのオリジナルストーリーでお届けいたします。オーストラリア編でコアラのリロイを演じるのは、花江夏樹、日本編でウサオ役に内田真礼、ウサギ崎先輩を下野紘と豪華キャストが集結。それぞれの物語は、モグラの親子・グララとモグモグがナビゲート。父親のモグモグにムロツヨシ、娘のグララに伊藤沙莉を迎え、豊かな自然の中で生きる「ざんねんないきもの」を描きます。
[STORY]
オーストラリア編【リロイのホームツリー】
自然豊かな島でくらす甘えんぼうのコアラ・リロイは自分だけのユーカリの木、“ホームツリー”を探す旅に出発!アオバネワライカワセミのクーカ・ウォンバットのワンダと一緒に旅をつづけるけれど、危険がいっぱい!リロイは自分だけのホームツリーを見つけ出すことはできるのかな?
南極編【ペンたび】
南極にくらすモテたいアデリーペンギンと仲間のペンギンたちはある日、道に迷ったコウテイペンギンに出会い、家族のところまで送り届けることに。アデリーたちははたして無事に送り届けるこ
とができるのか!?
日本編【はちあわせの森】
自分を最強だと思いこんでいるニホンノウサギのウサオ、臆病で自分に自信のないツキノワグマの月子は、家を飛び出し行く当てのない旅へ。それぞれ森の中をさまよう中で、いままで出会ったことのないいきものに出会って大パニック!ウサオと月子はちゃんと自分のおうちに帰れるのかな?
『映画ざんねんないきもの事典』
[2022年/日本/16:9/分]
キャスト:花江夏樹、内田真礼、下野紘
ナビゲーター:ムロツヨシ、伊藤沙莉
原作:「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店刊)
監修:今泉忠明
【南極編「ペンたび」】
監督・脚本:ウチヤマユウジ
【オーストラリア編「リロイのホームツリー」】
監督:イワタナオミ
脚本:加藤陽一
【日本編「はちあわせの森」】
監督:由水桂
脚本:細川徹
アニメーション制作:ファンワークス
配給:イオンエンターテイメント
©2022「映画ざんねんないきもの事典」製作委員会
©TAKAHASHI SHOTEN
河童のクゥと夏休み
2022年8月8日(月)13時〜
人間の友達ができちまった。
[INTRODUCTION]
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』などで高い評価を受ける原恵一監督が、5年の制作期間を経て完成させた感動のアニメ超大作。児童文学作家、木暮正夫の「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」を原作に、現代によみがえった河童と少年のひと夏の交流を美しい日本の風景の中に描く。家族のきずなや友情、自然環境など現代社会で問題になっているテーマをさりげなく盛りこんだストーリーに心を揺さぶられる。
[STORY]
夏休み前のある日、小学校の帰り道に上原康一は大きな石を拾った。持ち帰って水で洗うと、何と中から数百年もの間地中に閉じ込められていた河童の子どもが出てきた!上原一家は、彼を「クゥ」と名づけ、家族の一員として迎え入れるが、長い歳月の間に環境が変化したこと、仲間の河童が1匹もいないことに驚きを隠せないクゥ。見かねた康一はクゥと一緒に、河童伝説の残る遠野に仲間探しの旅に出かける。一方、河童がいるという噂は徐々に広がりつつあり、世間はおおさわぎに・・・。
『河童のクゥと夏休み』
[2007年/日本/138分]
原作:木暮正夫
脚本・監督:原 恵一
キャラクターデザイン・作画監督:末吉裕一郎
美術監督:中村 隆
色彩設計:野中幸子
撮影監督:箭内光一
音楽:若草 恵
音響監督:大熊 昭
編集:小島俊彦
アニメーション制作:シンエイ動画
題字:武田双雲
配給:松竹
(C)2007 木暮正夫/「河童のクゥと夏休み」製作委員会
ゆめパのじかん
2022年8月22日(月)10時〜
「やってみたい」がいっぱいある。
神奈川県川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク」=通称「ゆめパ」。
遊んで、転んで、立ち止まって…誰もが安心して自分らしく過ごせる居場所で育まれる、
子どもたちのかけがえのない“じかん”を情感豊かに描いた珠玉のドキュメンタリー。
[INTRODUCTION]
何をしてもいい。何もしなくてもいい。
きみは、きみのままでいい。
「ゆめパ」は子どもたちみんなの遊び場。約1万㎡の広大な敷地には、子どもたちの「やってみたい」がたくさん詰まっています。手作りの遊具で思いっきり遊ぶ子どもたち。一緒にどろんこになっている親子。くるくると踊る子。小さな子どもを連れた自主保育のグループ。ゆめパにはいつも子どもと子どもに関わる大人が集っています。
ゆめパの一角には「フリースペースえん」があり、学校に行っていない子どもたちが自分の「好き」をあたためています。安心して、ありのままの自分で過ごせる場所で、虫や鳥を観察したり、木工細工に熱中したり、ゴロゴロ休息したり。でも、時には学校や勉強のことが気になる子も…。新しい春を前に、一人の子が自身の将来を考え始め──。
子どもも大人もみんなが作り手となって生み出される「居場所の力」と、時に悩みながらも、自ら考え歩もうとする「子どもの力」を描き出したドキュメンタリー。
いまを生きるすべての子どもと、
かつて子どもだった大人に贈る、生きる力を育む“じかん”
2020年度の日本の児童や生徒の自殺者数は初めて400人を超え、小中学生の不登校児はおよそ20万人となりました。社会環境の大きな変化に大人たちが戸惑い、不安を感じている時こそ必要となる“子どもの居場所”。本作の撮影中、2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大により全国の学校が一斉休校となった時もゆめパは子どもたちを受け入れ続けました。
家庭でもない、学校でもない、第3の子どもの居場所を公設民営で運営している先進的なモデルとして、全国の自治体から注目を集めるゆめパの日々を3年にわたり撮影したのは、前作『さとにきたらええやん』の重江良樹監督。プロデューサーは『さとにきたらええやん』『隣る人』の大澤一生、音楽とナレーションをあたたかな声が魅力のシンガーソングライター・児玉奈央が務めています。
遊ぶこと、学ぶこと、休息すること、人と共にあること。その輝きも揺らぎも、子どもたちのかけがえのない“じかん”はきっと大人たちにも大切なものを思い起こさせてくれることでしょう。
「川崎市子ども夢パーク」とは
神奈川県川崎市高津区にある子どものための遊び場。2000年に制定された「川崎市子どもの権利に関する条例」をもとに市民参画で作られた。工場跡地を利用した約1万㎡の広大な敷地にはプレーパークエリア、音楽スタジオや創作スペース、ゴロゴロ過ごせる部屋のほか、学校に行っていない子どものための「フリースペース・えん」が開設されている。乳幼児から高校生くらいまで、幅広い年齢の子どもが利用している。
yumepark.net
『ゆめパのじかん』
[2022年/日本/90分]
監督・撮影:重江良樹
構成・プロデューサー:大澤一生
編集:辻井潔
音楽:児玉奈央
制作協力:認定NPO法人フリースペースたまりば
撮影協力:川崎市、川崎市子ども夢パーク、公益財団法人 川崎市生涯学習財団、夢パーク支援委員会、ちいくれん(地域で子育てを考えよう連絡会)、風基建設株式会社
製作:ガーラフィルム、ノンデライコ
宣伝:ウッキー・プロダクション、リガード
配給:ノンデライコ
推薦:厚生労働省社会保障審議会
©️ガーラフィルム/ノンデライコ
マイスモールランド
2022年8月22日(月)13時〜
ここに居たいと願うことは罪ですか?
[INTRODUCTION]
是枝裕和監督が率い、西川美和監督が所属する映像制作者集団「分福」の気鋭の新人監督・川和田恵真監督の商業映画デビュー作『マイスモールランド』。日本、ドイツ、イラン、イラク、ロシアのミックスという5カ国のマルチルーツを持つ主演の嵐莉菜が埼玉に住む在日クルド人の高校生・サーリャを演じ、東京に住む少年・聡太を注目の若手俳優・奥平大兼が演じている。
[STORY]
クルド人の家族とともに生まれた地を離れた後、幼い頃から日本で育った17歳のサーリャ。同世代の日本人と変わらない、ごく普通の高校生活を送っていた彼女と家族は、あるきっかけで在留資格を失い、これまで当たり前だった日常が一変する──。
『マイスモールランド』
[2022年/日本/114分]G
出演:嵐莉菜、奥平大兼、平泉成、藤井隆、池脇千鶴、アラシ・カーフィザデー リリ・カーフィザデー リオン・カーフィザデー、韓英恵、サヘル・ローズほか
監督・脚本:川和田恵真
主題歌:ROTH BART BARON 「New Morning」
企画:分福
制作プロダクション:AOI Pro.
共同制作:NHK FILM-IN-EVOLUTION(日仏共同制作)
配給:バンダイナムコアーツ
©︎2022「マイスモールランド」製作委員会
タレンタイム〜優しい歌
2022年8月22日(月)15時35分〜
歌ってごらん、笑ってごらん
すべてを越えて、心は届く
いつまでも胸にしまっておきたい青春のみずみずしさ。
数々の名曲とともに生涯忘れ得ぬ感動の物語。
[解説]
51歳の若さで亡くなったマレーシアのヤスミン・アフマド監督による青春群像劇。学内で催される芸能コンテストに参加する生徒たちそれぞれが抱える悩みや嫉妬や恋愛模様などを鮮明に映し出す。ドビュッシーの『月の光』、バッハの『ゴールドベルク変奏曲』などのクラシックに加え、マレーシアの人気アーティスト、ピート・テオが作曲したオリジナル曲など、多彩な音楽が物語を彩る。
[あらすじ]
ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”(マレーシア英語=学生の芸能コンテストのこと)が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転校生ハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。マヘシュの叔父に起きる悲劇、ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母、闘病を続けるハフィズの母…。マレー系、インド系、中国系…民族や宗教の違いによる葛藤も抱えながら、彼らはいよいよコンクール当日を迎える……。
『タレンタイム〜優しい歌』
[2009年/マレーシア/マレー語・タミル語・英語・広東語・北京語/115分]
監督・脚本:ヤスミン・アフマド
撮影:キョン・ロウ
音楽:ピート・テオ
出演:パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショール、ほか
原題:Talentime
配給:ムヴィオラ
© Primeworks Studios Sdn Bhd