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夏の花火

2022.07.17 11:00

こんにちは。もりもり先生です。

今年はだいぶ花火大会が復活してきていますね。

しかし、私の家の近所は残念ながら中止になってしまいました。

他の会場も、全国的にコロナ感染者数が増えてきたので、開催の動向は要チェックですね。


花火といえば「たまやー」の掛け声ですが、これは江戸時代からあるそうです。

元々は狼煙(のろし)が始まりですが、観賞用として花火大会が開かれたのは江戸時代。

1733年(享保18年)に享保の大飢饉が発生し、100万人に迫る死者が出ました。

そこで徳川吉宗が慰霊と、再び起こらないよう祈願も込めて隅田川で行われました。

天に一番近い「花」という意味が込められているそうです。

これが日本最古の花火大会です。


その後花火大会があちこちで開かれはじめ、花火職人たちが技を競うようになりました。

「たまや」「かぎや」とは、この時代に隅田川で技を競い合った花火師の屋号です。

残念ながら「たまや」は火事を起こして取り壊されてしまいましたが、

花火を見るとどうしても「たまやー」と言ってしまいますね。


江戸時代の花火は、暗赤色の単色でした。

これは硝石・硫黄・木炭が燃えた色です。

明治初期に海外から発色剤を輸入するようになり、

カラフルな花火が作られるようになりました。


ところで花火がカラフルな理由を知っていますか?

先ほど発色剤といいましたが、これは金属などの今では身近な物質です。

炎色反応、というものを理科で習います。

ナトリウムは黄色、銅は青緑、アルミニウムは銀色に燃えます。

ナトリウムとは、一番身近なものは塩です。塩は科学では塩化ナトリウムといいます。

これは一例ですが、燃えるものはよく見る赤だけではないのです。


これらの発色剤を小さな玉にして、花火の玉にぎっしりこの小さな玉を詰めます。

炎色反応の実験動画はいつか出したいですね。


また、花火はものすごーく計算されて打ち上げられています。

空へ放り投げて上る力と落ちる力が拮抗する、一瞬止まる瞬間に爆発しないと

綺麗な花形に爆発しないのです。

今はプログラミングで発射のタイミングを制御しているようです。

それができるおかげで、音楽に合わせた花火大会などもありますね。

この間は府中でローリングストーンズという

海外のロックバンドの曲に合わせて花火を上げるイベントがあったそうです。


花火大会はもとは慰霊のものとしても、今では立派なエンターテイメントです。

いつか体に振動を感じる距離で再び花火を見たいものですね。


ではまた。