先日、夢を見たお話し
先日、おいしい白ワインを一人で1本空けてしまった。
気付いた時は、ベットの上。
エアコンもかけず、深夜とはいえこの季節。暑くて寝苦しい。
相当酔いがまわって、起きているのか、寝ているのか判別出来ない。
と、突然目の前にとても強そうな牛の絵画のようなものが現れた。
夢をみているのか?でも、このイラストはどこかで見たことがある。
思い出せない。そうだ、パソコンの画面だ!
昨年から始めた「積立ニーサ」。
パソコン画面端のネット広告で「牛さんの金融商品」が頻繁にアピールをしてたことがある。
でも、なにか雰囲気が違う。
シーンが変わる。
なんと、今度はクルマだ。
タイヤが付いているから、きっと乗り物でいいと思う。
とんでもなく派手なカラーリング。そして空に向かって飛んでいきそうなフォルム。いったいここはどこなんだ。ひょっとしてクルマを飾っている空間?その場所に数人が、クルマの前方をのぞき込んでいました。
クルマ前方のカバー(ボンネット)が開いている。ふと気付くと、指をさして何か説明をしている人がいた。橋本さんと名乗る人だ。この不思議な時間の案内人だと彼が言った。彼の話を聞く。荷室について説明をしているようだ。このクルマの荷室は、ハンドバックがわずかに収まる隙間。ここが唯一の場所だという。そんな勝手の悪いクルマがあってたまるか!
夢は、非日常の世界を現実のようにすり替えて見せてくれる。
説明を終えた橋本さん。慎重にカーボン製ボンネットを閉じきった瞬間、ガラッとボディカラーが鮮やかで真っ青な色へ変わっていた。現実の世界ではあり得ない、手品のような出来事が起きた。
今日は不思議な一日だ。夢の世界でこれほど刺激的な過ごし方をしたことが無い。初めての経験だ。でも楽しい時間だ。とても楽しい時間だ。このままずーーっと眺めていても飽きない。真っ青なクルマの周りを眺めながら歩いて4分の3週した瞬間、ワープした!
頭上を旅客機が間近に通過する。あまりの近さに身をかがめたくなる距離感。体の奥深くまで響く、ごう音。その迫力といったら、頭の中の記憶やアイデア、残像を音とともに一掃してくれそうな感覚。これで酔いから覚めることができそうだ!
場面が再び戻る。
緑色のクルマに火が入る。点火直後、爆発音といっても過言ではない。たった一台のクルマがうなるサウンドは、旅客機の数倍のエネルギーを感じる。あまりの爆音に会話が成立しない。
そりゃ、爆音のはずだ!凄まじい音の理由、それは。特別仕様、「アクラポヴィッチ」製マフラーを搭載していた。アクセルを踏み込むと瞬時に吹き上がるサウンド。腹にサウンドが刺さる感覚は初体験だ。
しまった、話しがだんだん現実の体験のようになってしまった。
今回は夢を見た時のお話しだった。
この非現実の世界を伴に過ごしているメンバーのひとりが珍しい道具のようなものを持ち上げ、ニコニコしていた。彼らが普段使っている道具より、はるかに大きいのだと言う。
普通のクルマはタイヤを5本(4本)のボルトで固定すのですが、ここのクルマたちは1個でタイヤを固定する(センターロック)のだと橋本さんから説明を受けた。だから、ロックする力がめちゃくちゃ強い。普通のクルマが112前後の力だとすると、センターロック式はなんと「600」という力でタイヤと車両側を締め付けるのだという。
気が虚ろだったのだろう。記憶という写真が有れば紹介したかった。※撮影許可が出なかっただけです。この工具があった場所は、クルマたちを整備・修理するピットの中。私の胸より低いクルマたちが10台近くリフトに上がってメンテナンスを受けていた。個性的なカラーリングとフォルムをしている。全てトンガッタクルマたち。3000~35000×10台=????夢のような額だ。
夢からだんだん覚めてきた。
ここは、どこだ?ようやく現実へ戻ってきた。夏の日差しが眩しい。
あまり長居しては橋本さんにも迷惑をかけてしまう。
今回はこのあたりで去ることにした。
なんだか、とても貴重な体験をした。夢のような世界。Webや雑誌でしか見たことのないクルマたちが目の前にいた。橋本さんからはベテランならではの意外なエピソードや、驚きの情報などたくさんお話を聞くことが出来ました。
夢のようなお話。
くれぐれも、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
1本は反省です。。。
夢見心地の帰り道。
前方からこちらをずー--っと、睨まれている気を感じる。
しかも固い睨み。前方はトラックとバスだけ。ここは高速道路だからひと気があるわけもない。ひょっとして、まだ夢の世界から戻っていないのか?
しばらく走行してトラックに近づくと正体判明!
えっ!
まんま運どるやん。
そのー、さあ。
そりゃ、睨まれてるわな。
この固い面持ちなら余計にね。
輸送中と想像したいのですが、
仮に荷台に常設してあったら最高!
あおり運転は相当撃退できそうだね。
しかし、雑い縛り方だ。