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双葉社 コミックがおもしろい

2018.01.26 14:54

こんばんは ビューラックス代表 池ヶ谷です。

最近、あっ面白いなと思い、手にとるコミックが、重ねて双葉社のコミックだった。

そんなコミックを2つ紹介します。


弟の夫


察しが良い方は気づいたはず。

弟の妻なら分かるけど。


単身カナダに渡って同性婚した弟が急死し、その「夫」だったという男が日本にやってくるというファミリードラマ。

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)といった難しい性をテーマにしたコミックです。



もう一つは

私の少年


それぞれの孤独を抱える二人は互いを 必要なものと感じている、30歳OLと12歳小学生。 


その感情は母性なのかそれとも…



2つとも絶品です!


私は、映画や小説、漫画は 

「他人の人生を擬似体験する娯楽」

だと思っていた。


ドラゴンボールの強い悟空のように

ワンピースの自由なルフィのように

自分のこうなりたいを叶えてくれるものだと。


しかしこの二つの作品にはそういう要素はなく、LGBTやショタコン(正太郎(少年の事)コンプレックス).BL(ボーイズラブ)だとかは、むしろなりたい自分とかけ離れているというか、知らない世界だ。


ただ二つの作品に共通するのは


「優しい漫画」なんです


全く重ならない点と点を結ぶ事ができる。

また重なる点を探す事ができる。


それは優しさなのではと思う。


この主人公たちの戸惑いは私と同じだろうと思わせる。

愛する人を失う悲しみは外国人だろうとゲイであろうとBLだろうと皆同じ。

涙すると同時に考えさせられた。


人は誰でも、嫌な所、足りない所ばかり探しそこに目が止まる。


それよりも、合う所、好きな所を探し、育むことの方が大切なのに。


でも、自分が同性同士の恋愛を目の当たりにした時、理解を示すことは出来てもやっぱり戸惑う事はあると思う。


しかし大事な事はそれについて

「考える事」

ではないでしょうか。


考える事は大変でめんどくさい。

私はすぐに結論を出したがるタイプ。

せっかちだ。




多様化とは、「考える事」


自分と他者がお互いがどうすれば幸せになれるか。


こうなって、こうすれば絶対に正しいという答えがない、だから難しい。


自分だけ良いでも、相手だけ良いでも違う、新しい答えを共に見つけ出す行為が多様化なのかもしれませんね。


だから「考える力」が大切になる。