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第138話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.01.26 23:42

ある日、

ラーマとクリシュナが友だちと一緒に

ヤムナー川のほとりに放牧に行くと、また別の悪魔がそこへやってきました。

悪魔はお二人を殺そうと企んでいました。


人格を持った至上主が

悪魔が牛に化け、牛の群れに入っているのを見て、

バララーマにこう教えました。


「ここにまた一匹、悪魔がいるよ」


そしてクリシュナは

非常にゆっくり悪魔に近づきました。


それはまるで悪魔の企みに

気づいていないように見えました。


そのあと、

シュリークリシュナは

その悪魔の後ろ足と尻尾を掴んで

悪魔が死ぬまで体を非常に強く振り回して

カピッタの木のてっぺんまで放り投げました。


落下してきた悪魔の体は

ひどい姿になっていました。



…つづく

(10巻11章41-43節)