タイBLドラマ「Still 2gether」(2020年)U-NEXT キャストとあらすじ
おすすめ度:★★☆☆☆ 期待すると裏切られる人気ドラマ続編
U-NEXTでタイのBLドラマ「Still 2gether」を観ました!アジア中で人気を博した前作「2gether The Series」の続編(全5話)で、サラワットとタインのその後などが愉快に描かれています。しかし、前シリーズがとてもおもしろかっただけに、その期待のまま見ると結構ガッカリしてしまうかも。愛すべきキャラを見続けられるうれしさがある反面、ストーリーはイマイチ。
キャストは前回と同じメンバーで、軽音部のイケメン学生・サラワット役をブライト・ワチラウィット・チワアリー、チアリーディング部のタイン役をウィン・メータウィン・パッイアムカジョーンが演じています。今回のシリーズで、サラワットは軽音部の部長に、タインはチア部の部長になり、練習場所を巡って対立する、という話。
全5話のミニシリーズになっていることもあり、シナリオはいたってシンプル。サッカーの試合、軽音楽部のコンテスト、チアリーディングのコンテストが同時に同じ場所で行われる2Uというイベントで、それぞれの部が優勝を目指して奮闘します。
タインは軽音楽部とチア部と両方所属していますが、部長に就任してしまったことからチアの活動に専念。軽音部と隣りあわせの教室での練習に不満が爆発し、ドタバタの衝突を繰り返します。軽音部の前部長・ディム先輩とグリーンのケンカも相まって終始泥試合に。それでも両部ともに練習を続け、最後には良い結果も残すことになります。
今回のシリーズでは、サラワットの弟プーコンが同じ大学に入学し、建築学部のミル先輩との距離を縮めていくことに。伏線としてはその辺が見どころでもあります。
ただ、全体的にストーリーは深みがなく、とてもイマイチ。サラワットとタインのセリフも前作をこえるものはないように思います。というより、むしろ繰り返し。大人気のブライト&ウィンだし、超人気番組なので仕方ないですが、シリーズを通してステマ広告だらけ…。ちょっとやりすぎな気もします。
というわけで、「Still 2gether」は前回シリーズのその後を楽しくのんびり見るにはよい作品だと思います!