【ファッションの基礎知識】ネックラインの種類①

2015.12.05 14:30

顔の大きさ、首の太さなど、人によって似合いやすい襟は違います。

今回はお店でよく見かけるセーターやカットソーなどの襟のタイプを紹介します。

http://zozo.jp/sp/shop/mackintoshphilosophy/goods/7185164/?did=19626457&

一般的には丸く開いた襟元で、最も基本的なネックラインの形です。

襟元の開きを広くすると小顔効果があり、深くすると首を長く見せる効果があります。

首にぴったりと合った丸い首の形。

クルーとは、船員や乗組員のことで、船員が着ているセーターから付きました。

首元が少し詰まっているため、顔部分が強調されやすく、小顔に見せたい時は不向きですが、頬の骨や顎の印象を弱め、優しい印象に仕上げます。

U字型に開いた襟で、ラウンドネックより深くカットされています。

ラウンドネックよりも首が見えて顔だけが強調されないため、小顔効果があり、カット部分が深い場合は、首を長く見せる効果もあります。

デコルテ (首元から胸元) を丸みのあるラインで強調させると、女性らしい印象になります。

しかしカット部分が広すぎると、だらしなく見えるため、注意が必要です。

クルーネックやUネックもラウンドネックの一部とも言えますが、首回りの開き具合で名称を区別する事も多いです。

襟がV字形にカットされたネックライン。

丸首よりも襟元が広がるため、シャープに見せてくれる効果があります。丸顔の方におすすめのネックライン。

深いV字になるほど顔を小さく見せますが、Uネックと同じく、深すぎるとだらしない印象を与えるので注意しましょう。

首に沿って筒状に伸びた襟のことで、亀の首のような形になります。折り返しのあるものとないものがあります。

寒冷地や海上における防寒のために考案されたもので、本来は長い襟を引き上げて、顔の下半分までを覆うものですが、その必要のない場合には二重に折り返して着用するようになっています。

顔周りの印象を決めるので、カラー選びは重要ポイントです。首の長い人やシャープな輪郭の人の方が似合う傾向にありますが、難しい方はオフタートルなど、少し顔から離す緩めのものをチョイスしましょう。

首周りにゆとりがあり、首から下に垂れ下がる程ゆったりとしたシルエットのタートルネック。

首元にボリューム感が出るため、小顔効果もあり、ゆったりとしたシルエットが柔らかい雰囲気を演出してくれます。

体型や顔の形を比較的選ばず、首周りの締め付け感も少ないので、タートルネックに苦手意識のある方にもおすすめです。

洋服を選ぶ上で自分の顔の大きさがコンプレックスになる方も多いと思いますが、体のパーツに注目する前に、まずチェックして欲しいのがバランスです。

顔の大きい・小さいも重要ですが、そのバランスを知ることが大事です。

クルーネックが似合わないという方はＵネックを、Ｖネックが似合わないという方は襟元の開き具合をチェックしてみるなど、自分をより引き立たせる襟を見つけましょう！