ヴェーダーンタのリトリートに参加しました
お久しぶりです。
7月前半は、上京したり、リトリート参加でYOGAレッスンも時折お休みを頂きました。
さて、先日、京都の知恩院で、日本ヴェーダーンタ協会のリトリート(2泊3日)があり、参加して参りました。
関西在住ですが、知恩院は初めて!
初日に僧侶の方にガイドをして頂き、ゆっくりと参拝。
「ゆく年くる年」でおなじみ、知恩院の大鐘!ものすごい存在感でした!
除夜の鐘は20人近くのチームで突くそうで、オーディションもあるんだそうです。
夕方からは礼拝、夜はサットサンガ。
懐かしいお顔も、初めましての方も、和気藹藹だけど氣が静まっていて…参加する度に、帰省感があるんですよね。
我が家とは全然違うんだけど…きっとどこかに「その記憶」があるんだと思います。
このリトリートには毎回参加していまして、
・食事の時に沈黙を守る
(その他の時間もむやみにおしゃべりしたり大声を出したりしない)
・自分が出来る仕事を率先してやる
そして何より
・常に神を想い行動する
変な気を遣うことも、照れたりスカしたりすることもなく、どっぷりとこういう時間を過ごせることの幸せを感じる3日間でした。
2日目は、朝5時から、隣の円山公園で1時間の瞑想。
池の前に座り、時折、鯉やカメ(?)が「ぼっちゃああん!!」と音を立てるのをうっすらと聞きながら、自身の内側と対話しました。
実は、リトリート初日に、元首相銃撃の事件があったのですが、リトリートをご指導下さるインドの高僧様、スワーミー・メーダサーナンダジ(マハーラージ)から
「せっかく神聖なリトリートに来ているのですから、新聞やネットで詳しい情報を見ない方が良いです。情報を入れるのは最低限にしましょう。」というお言葉がありました。
マハーラージからは、追悼のお話…元首相が2007年にインドの国会でスピーチをされた時、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの言葉を引用して、聴衆の喝さいを浴びたことや、ある会合で元首相にお会いになった時の印象など…をして下さり、最後にメンバー全員で黙祷を捧げました。
私は、第二次安倍内閣時代から、世の中が何とも世知辛く殺伐として来ているように感じて、寛容さと弱者に対する思いやりが見えない安倍さんという人(とその取り巻きの政治家や官僚やジャーナリスト)が好きではないのですが、それでも命を失われたことには衝撃を受けましたし、惨たらしいことと思います。
そして、インドとの国交を深めたことや、その他、多くの人が喜ぶ政策を打ち出したこともまた事実なのだと思います(そこに公平性があるとは私には思えないんだけど…でも喜ぶ人が多いから彼は首相を辞任してもずっと人気があったのでしょう)。
人も物も、白か黒かでは決められない。どの部分をどの角度から見るかで評価は変わるし(そもそも評価することに意味がない)、出来るだけ多面的に見ることが客観視に繋がるのだと、改めて気づかせてもらいました。
何より、ヴェーダーンタの「非二元論」を学べば、安倍さんが嫌いだの好きだのって問題じゃないな、と思えます(←かなり強引ですけど!)
私は今回、大変光栄なことにプログラムの中の、ヨーガのアーサナ指導を担当させて頂きました。
緊張しましたが、皆さん温かかった!
瞑想と講話と祈りと歌と・・・素晴らしいリトリートでした。
またレッスンで皆様にシェアさせて頂きます!