第139話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(15):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.01.27 22:48
悪魔の死体を見て、牛飼いの少年達は口々に叫びました。
「よくやった、クリシュナ!
すごい、すごいよ! ありがとう。」
宇宙構造における最高の場所にいるすべての神々は喜び、
人格を持った至上主に花吹雪を浴びせました。
悪魔を殺してから、
クリシュナとバララームは朝ごはんを食べて、
牛のお世話を続けました。
お二人はあちらこちらを歩き回りました。
クリシュナとバララーマは人格を持った至上主で、
すべての生命体を維持しているものの、
その時は牛飼いの少年のように
牛のお世話をしていました。
ある日のことです。
クリシュナとバララームを含む少年たちは皆、
それぞれ自分の牛の群れのお世話をして、
水飲み場に牛たちを連れて行き
水を飲ませたいと思いました。
動物たちに水を飲ませてから、
少年たちもそこで水を飲みました。
…つづく
(10巻11章44-46節)