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1/27 水道橋Words ありがとうございました!

2018.01.27 23:51

こんにちは、松本佳奈です。

昨日は東京の水道橋Wordsさん という初めてのライブハウスで歌わせていただきました。


事の発端は遡ること4年…

2014年、初めて山口県でライブをしました。きっかけは、私の『Strings』という曲のMVを観て「ぜひ山口でライブしてほしい!」とメッセージを下さった上原さん。


上原さんは今、山口県の音楽文化を発展させたい!と、『FROM STRING』という屋号で、県外・市外から様々なアーティストを招いてイベントを企画しています。その企画も面白くて、工場夜景を見ながらのライブや暗闇でのライブ、食事やシチュエーションに毎度一工夫があるのです。


『FROM STRING』の由来は、なんと私の『Strings』の「繋ぐ」だそうな!嬉しいな。


熱い想いを秘めた上原さん。

今回、そんな上原さんが初めて東京で「山口県に来てくれたアーティストを集めてイベントを開催する」とのことで、声を掛けていただきました。


共演は、オープニングアクトに大阪からオトザイサトコさん。

以前、大阪のライブハウスさんから出演のお誘いをいただいた時、「オトザイサトコさんと共演いかがでしょうか?」と提案があったことから、お名前を存じていました。その時はタイミング合わず出演できませんでしたが、その後も度々ニアミスしていて気になる存在でした。


まさかのオープニングアクト。

オープニングアクトというのは、ライブ本編が始まる前に1〜2曲ほど、場の雰囲気を盛り上げるために登場する前座のことです。新人や若手などが起用されることが多いのですが、今回のオトザイさんはド例外!

「この方をオープニングアクトにするなんて贅沢な!」と、誰もが思う始まりだったんじゃないでしょうか。ピアノの一音、第一声、会場の空気がガラリと変わったのを感じました。


お会いできて嬉しかったなあ。



本編トップバッターはわたくし。

東京では久々、パーカッション ぴったん氏とのデュオ編成でお送りしました。


1/27 水道橋Words

松本佳奈セットリスト

1、好き勝手

2、ばかみたい

3、魔法の手のひら

4、燃えるごみ

5、平和への祈り


「好き勝手が入ってるCDありますか?」のお問い合わせが増えている〜!嬉しい〜!

今年レコーディングできるかな。頑張ろう。


「魔法の手のひら」はかなり久しぶりに歌いました。「短い人生、心が喜ぶ方へいこう」という歌詞は、作りたての頃はさらりと歌っていましたが、歳を重ねるごとに「本当にそうだなあ」と心で頷きながら歌うようになりました。


「燃えるごみ」を初めて聴いて共感しましたとお声掛けもいただき嬉しい。

わたしのワンマンだと「捨てるー!!」の部分を一緒に叫ぶ方がいたりします。実はこの日、一列目に、木更津からお子さん連れて来て下さった方々がいて、子どもたちが「捨てるー!!」を一緒に叫びたかったそうなのですが、さすがに知らない人が多い場だったので遠慮したそうです(笑)


そういうつもりで作ったわけじゃないのに、ましてや子どもたちがこんなダークな激しい曲で笑顔満開で「捨てるー!!」と叫んでくるようになるとは思いもしませんでした(笑)こういうことがあるので、作曲って面白いなあと思います。

ありがとう!




お次はCana fromsottobosseさん。

ピアノサポート 鈴木史門さんとのデュオ編成でした。

Canaさんとも初対面でしたが、実は色々と繋がりがあり…


12年ほど前、わたしはcasual comfortという名前で、ギターとピアノのデュオとして活動していました。それが解散してソロになった時、最初に使っていた活動名が「Cana(キャナ)」でした(笑)


その頃呼ばれていたあだ名をそのまま使っただけなのですがしっくりこなくて、結局すぐ本名の「松本佳奈」に変えました。

その頃、「Canaというお名前の方が他にもいますよ」と、お客さんからCanaさんのことを教えてもらったのでした。


もっと驚きなのは、そのエピソードよりもっと前…上京したての頃、まだ音楽活動もしていなかった時期に、わたしはヴィレッジヴァンガードでCanaさんのCDを購入していました。「sotto bosse」というお名前で活動されていたので、「Cana」と聞いただけではわからなかったのですが…


あれから10年以上が経ち、山口県がご縁で一緒にステージに立つ日が来るなんて。本当に人生ってわかりません。続けてきてよかったなあ。


Canaさんの声は、青春を呼び覚ます声でした。そしてとっても柔らかく、優しく、お人柄が表れた声でした。




ラストはツヅリ・ヅクリ。

ツヅリは『死んだように生きるのはもうやめた』というアルバムをベルウッドレコードのCocktailレーベルからリリースした頃のレーベルメイト。

2014年頃、一緒に各地でインストアライブをしたりツーマンライブをしたり、かなり頻繁に会っていました。今回は久しぶりのがっつりとした共演で、嬉しかったです。


声とピアノとパーカッションというシンプルな編成なのに、その迫力たるや!4年前よりさらにパワーアップしていました。ボーカルのムムちゃんの迷いなき真っ直ぐな声は、いつ聴いてもとっても気持ちが良いです。


お客さんも一緒に記念撮影。

日曜のお昼、近隣はもちろん、山口 岡山 大阪 三重 栃木など、全国各地から足を運んで下さった方がいて、立ち見が出るほどの満席御礼。本当に有難い!ありがとうございました。

繋いでくれた上原さん、ありがとう!


出演者でも記念撮影。

後列 鈴木史門さん、Canaさん、ぴったん氏、私、オトザイサトコさん。

前列 ツヅリ・ヅクリのてんちゃん、ムムちゃん。


iPad上で、こんなに滑らかにサインを書けるApple pencilに驚きました(笑)これは欲しいな。


いやはや。長くなりましたが、山口県が繋いでくれた楽しい時間でした。ありがとうございました!