7月17日 主日礼拝
7月17日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
マタイによる福音書 14章22ー33節
逆風の中で進むことのできない小舟。
明け方、主イエスが湖の上を歩いてやってくる。
小舟に乗っていた弟子たちは「幽霊だ」と騒ぐ。
ペテロはそちらに行かせてくれと申し出る。
イエスに招かれて、湖の上を歩くが強風に心乱れ溺れそうになる。
小舟
私たちの世界。
暗闇に囲まれ進むことができない。
小舟の中では小競り合いが起こる。
持っているものよこせ。
お前が言い出したことの責任を取れ。
小競り合い
争い
戦争が起こる。
この小舟が世界全部。
小舟の外には出ていくことができない。
嵐の中に出ていくことはできない。
そう思えば、小舟の中で争うしかなくなる。
ところが主イエスは嵐の中を、歩けるはずのない湖の上を歩いてきた。
ペテロもそこを歩くことが出来た。
空腹になって苛立っている五千人に対して、自分の持っているものだけで出かけて来い
と主イエスは言う。
二匹の魚と五つもパンでは彼らをなだめることが出来ないと考える弟子たちだが主イエスの言葉と通りに行った。
五千人は満足し、残ったパン屑は12の籠をいっぱいにした。
自分の持っているものだけで世界を渡り合える。
世界に通用し、世界を満たすことができる。
嵐の中の船
自分たちはどこにも行けないと思っている。
だが、行ける
行けなくなる、溺れてしまうのは怖がるとき。
信じない、疑った。
ペテロを助け起こしたとき主イエスが指摘したこと。
自分にはそんなことができるはずがない。
自分以外のものに心が奪われるとき、疑いが始まる。
信じられなくなる。
自分の力を
神様から与えられている自分の賜物を。
地の塩、世の光
それを人は隠す。
他のものの言葉、批判が怖いから。
地の塩、世の光
人を怒らせるかもしれない。
受け入れられず、非難もされる。
だが、それが必要。
神様が必要だから私を造った。
その私が私の使命を果たす。
五千人を満足させ、行けないところを進んで行く。
この世界を拓いていく。
闇を払っていく。
私たちにできること。
私だからできること。
それを果たしていく。
本多記念教会
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