GROOVES 日本語説明書
概要
GROOVESは、5つのドラムパート、1つのベースパートを持った、シンセサイザーです。
64つのパターンを持つシーケンサと、センド・エフェクトのディレイを搭載しています。
各部の機能
ノブ
WAVETABLE
ベースパートの波形を選択します。
CUTOFF
ローパス・フィルターのカットオフ周波数を調整します
RES
ローパス・フィルターのピークを調整します
AMOUNT
ローパス・フィルターのエンベロープの適応量を設定します
TUNE
ベースパートの音程を設定します
LFO RATE
LFOの動作周波数を設定します。
LFO AMOUNT
LFOの適応量を設定します。デフォルトではWAVETABLEに設定されていますが、TUNE,CUTOFFにも適応することができます。
ENV
エンベロープのディケイを設定します。 LEVEL 全体の音量を設定します。
ジャック
SYNCジャック
SYNC信号の入出力です。SHIFT+STEP8で入出力を切り替えます。
OUTジャック
ドラムとベースをミックスした音を出力します。モノラル出力です。
SUBジャック
LEVELを通さないサブの出力です。
スイッチと操作
STEPスイッチ
8つのスイッチで、選択しているパートにトリガを入力します。
PLAY/STOP
シーケンサを再生・停止します
A/Bスイッチ
シーケンサのステップは16ステップまであり、A/BスイッチをAに設定すると奇数ステップ、Bに設定すると偶数のステップに入力することができます。SHIFTとPATTERN SELECTスイッチを同時に押すと、さらに細かいサブステップを入力することができます。(x2~x4)
SEQ/KYBDスイッチ
KYBDに設定すると、ベースパートに入力する音階を選択することができます。
組み合わせのスイッチの操作
スイッチを押さえながらステップスイッチを押すことで設定を行います
SOUND SELECT
スイッチ 音色のバリエーションを切り替えます。ステップスイッチを押すたびに、各パートの音色が切り替わります。ステップスイッチが点灯している場合は、デフォルトの設定、点滅しているときはそれ以外の設定となります。(パートの名前は、ステップスイッチ上部に記されています。)
BD
3タイプから選択します
SD,3CH,4OH
2タイプから選択します。
RS
リムショットとCLAPを切り替えます。
BASSスイッチ
ノイズを付加します。3段階で切り替えます。
TIEスイッチ
LFOの適応先を切り替えます
1(点灯):WAVETABLE
2(点滅):PITCH
3(点滅):CUTOFF
ACCスイッチ LFOの波形を切り替えます
1(点灯):SINE
2(点滅):SAW
3(点滅):SQUARE
4(点滅):SAMPLE & HOLD
PART SELECT スイッチ
シーケンサで入力するパートを選択します。 パートの名前は、ステップスイッチ上部に記されています。
BD,SD,CH,OH,RS
ドラムパートです
BASS
ベースパートのトリガとノートを入力します
TIE
ベースパートのタイ(スライド)を入力します
ACC
ベースパートのアクセントを入力します
PART MUTE
スイッチ
ミュートするパートを選択します
STEP8ボタンを押すと、ホーンのサンプルが再生されます。
PATTERN SELECT
スイッチ パターンを選択します。A/BスイッチをAに設定するとパターンを、Bに設定するとバンクを設定します。
SCALE SELECT
スイッチ KYBDのスケールを変更します。
SHIFT スイッチ
STEP1
パターンを保存します。
STEP2,3
キーボードのオクターブを設定します
STEP4,5
テンポを設定します。
STEP6,7
パターンをクリアします
STEP8
シンク信号を入力するか、出力するか設定します。
その他の機能
CUE SHIFT + PLAY/STOP
再生ステップを先頭に戻します。
ランダマイズ SHIFT + SOUND SELECT
ベースパートをランダマイズします
パートの音量 SHIFT + PART SELECT
選択中のパートの音量を8段階で設定します。
サブステップの入力 SHIFT + PATTERN SELECT
細かいサブステップを入力します。(ドラムパートのみ有効)
DELAYの設定 SHIFT + SCALE SELECT STEP1~6
それぞれのパートのディレイをON,OFFします STEP8 ディレイのフィードバックの強さを3段階で設定します
ラスト・ステップの設定 PATTERN SELECT+ SCALE SELECT
ベースパートのシーケンスのステップの長さを設定します。
その他の設定 SHIFT + PART MUTE
STEP2,3 キーボードのトランスポーズを設定します。
STEP4,5 シャッフルを設定します。
STEP6 ベースパートのディストーションを3段階で設定します。
STEP8 シンク信号のタイプを切り替えます。(1/2,1/1)
ステップレコーディング SHIFT+KEYBD
シフトボタンを押しながらKYBDモードに切り替えることで、ベースパートのステップレコーディングモードに入ります。16個のノートを入力するか、スタートボタンを押すとレコーディングが終了します。
フィル・ループ PART MUTE + PATTERN SELECT
指定したインストを連打します。
データのリセット
STEP1ボタンを押しながら起動します。保存したデータが読み込まれません。
仕様
電源:センタープラス5V
出力:モノラル
寸法:150mm x 100mm x 76mm
<ご注意 >
●小さな子の手の届かない所にしまってください。
●静電気に弱い部品を使用しておりますので、保管する際は帯電防止袋などの使用をお勧めします。