「不都合な真実」後藤均医師
「仙台市医師会報 Rapport Saloon」に東北有志医師の会代表 後藤均医師が寄稿し、掲載されました。
皆様にもぜひ知っていただきたい「不都合な真実」。
どうかご一読いただき、周りの方へもお伝えください。
新型コロナパンデミックと言われていますが、そもそもそんなに危険な感染症なのでしょうか。パンデミックの根拠はPCR検査です。このPCR検査結果は本当に正しいのでしょうか。PCR検査は微量の遺伝子を増幅して検出する検査で、この増幅回数をCt値と言い、Ct値を高くすれば当然「陽性者」は増えます。Ct値は検査器や国によって異なり、英45以下、仏40〜45以下、日本40〜45以下、米37〜40以下、台湾35以下、スウェーデン35以下、中国37以下とさまざまです。現在日本の行っているCt値では感染力のないウイルスでも陽性として評価されます。実際、新型コロナに感染して自宅待機期間終了後にPCR検査の必要性を仙台市保健所に確認すると、「死んだウイルスでも陽性に出るので検査の必要はない」との返事でした。保健所もそれを把握しているのです。健康な無症状者を大量にスクリーニングし、意図的にCt値を高い設定にすることで、陽性者が多く存在するように見せかけたパンデミックなのです。
今行われている “ワクチン” は「ウイルスに感染するのが怖いので、ウイルスの遺伝子を体に入れ、ウイルスの毒性タンパクを自分の体内で量産させよう」という実験です。そもそもWHOがパンデミック宣言し緊急承認されたものです。これまでの “ワクチン” とは違う、人類始まって以来、「健康な人」に初めて使用される “遺伝子ワクチン” なのです。治験なのですから、“ワクチン” の安全性と危険性、メリットとデメリットを漏らさず十分に市民に説明し、理解してもらうことが接種の必要条件なはずです。アメリカFDAが敗訴して公開されたファイザーの資料には、1,291種もの深刻な副作用(総数1,135,000件)が報告されていました。また2020年12月から2月までの3カ月間で、63カ国から42,086件の副反応が報告され1,223件の死亡例(“ワクチン” 接種35人に1人が死亡したことになる)、後遺症を残した520例も報告されました。こうした事実を市民に周知する必要があります。
このmRNA “ワクチン” は、ウリジンが1-メチルシュードウリジンへの化学修飾を受けていて、どれだけの期間分解されずに体内にとどまるか不明なのです。長期間残存して大量のスパイクタンパクを生産し続ける可能性が指摘され、mRNA “ワクチン” が実験上6時間で逆転写されたことも証明されました。ゲノムに取り込まれた場合、その後一生スパイクタンパクを生産し続けるかもしれませんし、がんを促進することにもなりかねません。このスパイクタンパクが単独でACE2受容体を低下させ、その結果ミトコンドリア機能を阻害することにより、血管内皮細胞を障害するということをソーク研究所が明らかにしています。
妊婦に対してこの “ワクチン” は努力義務となっています。筋注された脂質ナノ粒子は、卵巣にも高濃度で蓄積することが報告されています。スパイクタンパクが卵巣で発現した場合、抗スパイクタンパクが卵巣を標的に攻撃しはじめます。スパイクタンパクがACE2受容体の発現を低下させてミトコンドリアの機能不全につながります。スパイクタンパクそのものも卵巣、精巣、子宮、胎盤で損傷を起こすことも予想されます。“ワクチン” によって複数の臓器に異なった機構で損傷を起こすことになりかねません。New England Journal of Medicine(NEJM)の妊婦に対する “ワクチン” の安全性の論文では、12.6%の流産率で通常流産率と変わりないとの報告でした。しかし827名中700名が妊娠後期で、20週未満の127名に限ると82%の流産率であったことをトロント大学Bernstein医師が指摘しました。さらにニュージーランドの研究者らが論文を再解析し、流産率は報告された7〜8倍であることを示しました。これを受けて、NEJMは12.6%という数字を撤回しました。
現在、5〜11歳の小児に対しての接種が進められています。子どもは新型コロナに感染しても重症化せず、よほどの基礎疾患がなければ問題ありません。2022年3月18日時点までに10代の子ども7名が “ワクチン” 接種直後に亡くなり、その頻度は0.0043%で、10代の子どもが新型コロナ感染症で亡くなった頻度0.00036%より10倍以上も高いことを名古屋大学小児科小島勢二名誉教授が明らかにしました。そもそも通称『武漢株』に対する “ワクチン” がオミクロンに効果がないことは世界のデータからも一目瞭然です。「抗原原罪」で変異株には対応しにくくなっているのです。デンマーク保健当局の責任者は、子どもたちに “ワクチン” 接種したことが誤りであったことを認めています。効果が見込めないどころか、妊婦に対する危険性もある “ワクチン” を、将来ある子どもたちに接種して果たしていいのでしょうか。
(ごとう整形外科手外科クリニック院長 後藤均医師)
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