私のなまえ香 二百三十九 蓮の花ひらく(三重県専修寺)
はすのはなひらく
の、ことば
猛暑続き、23日には大暑になりますけども
12日~14日の時候
蓮の花がひらく(七十二候のことば)で
いま見頃になりました。
暑さが少しばかり・・
ゆるむような涼やかさをも感じさせてくれます。
レンコンのお花さんのこと
紅色、白色の華も美しく仏さまの傍にと見かけるお花♪
お寺さんにも蓮の花、蓮はな田ひろがりますね♪♪
香りもよく、夜明けと早朝に開いて
昼前にしぼむとされていますが、
昼間に開いている蓮の花もみかけますので、ぜひ気にして観てください♪
高田本山専修寺さん(三重県) 蓮の花オーナー制度に参加しました。
曙蓮をお願いしまして、花開きました♪
もう花咲き尽くし終わりのはじまりのようですが、
蕾んでいる苗もありましたので、美しく花開いているのかと思います。
曙蓮は、やさしい色目
▼もはや散り際です・・・
そして一句☆
『蓮の花ひらくる影に蕾あり』
▼蕾み、こちらは夜または早朝に美しく花開いているのかと思います
そしてもう一句☆
『吸い込まれそうな蓮の葉緑濃く』
雨上がりの、蓮の花や蓮の葉もいいものです。
(葉が私より大きな?)
蓮の花は、夏のことば
古語は、はちす
別名はちす 蓮華(れんげ)
言葉の調べ(音やリズム流れ)によって、言葉を使い分けながら
情景や情緒を伝えます。
はすのはなひらく
言葉の表情(音・リズム・響き)からみてみました♪
ためらいある表情の中に、純粋な音や豪華な響き
神秘哀愁の情緒も捉えていました。
陰陽の陰の音が多く安定した表情は捉えにくいのですが
それを超え、奥ゆきある静粛さといいましょうか
透きとおった、清楚な美をもみえてきます。
蓮の花の姿見を描くように、蕾から花開く状態
天へと伸びゆく蓮の花の清々しさ
これら8拍の音がリズミカルに折り合って
情景や情緒の美を捉えることができています。
はすのはなひらく☆
まるみたる安らぎが優雅に響き
濁りのない、清い心もちに誘ってくれるような香りがします♪
#五感を研ぎ澄まし、清らかな香しさを感じました
酷暑そして湿度・・温度差に負けませぬように
ご慈愛くださいませ