「特別療育 北大博物館見学〜チェンバロ」
先日、特別療育の一環として北海道大学総合博物館に行ってきました。
北海道大学総合博物館では、各学部の展示や大学で保管されている標本などの資料が展示されています。
今回の特別療育では、館内見学に合わせて、北大のポプラ並木の木が使われた「チェンバロ」という鍵盤楽器について、演奏を交えたワークショップを受講させていただきました。
このブログをご覧の皆さんは、チェンバロってご覧になったことはありますか?
実はとっても珍しい楽器です♪
ピアノに形は似ていますが、音の出す仕組みや素材がピアノとは違うんだそうです。
そして出る音も…ピアノと全然違います!
初めて聴くチェンバロの音に惹き込まれていく子どもたちの表情、とっても印象的でした。
見事な演奏を聴かせてくださったスタッフの方から、「みんなも順番に触って弾いてみてください!」とうれしいお誘いが!
ドキドキとうれしさが入り混じった子供たち。
ちょっぴり緊張しながら叩いた鍵盤の音に、自然に「おぉー!」と歓声が上がりました。
ワークショップの後は館内見学をさせていただきました。
見ごたえたっぷりの展示に、子どもも大人も大満足でした!
お出かけ後、子どもたちに感想を聞くと…
「チェンバロきれいだった!不思議な音だった~」
「化石がおっきかったよね!ちょっとこわかったけど面白かった!」
「あんなところあるって知らなかった!また行ってみたいなあ~」
と、次から次へと教えてくれました。
インターネットなど、メディアを通して色々なことを見聞き出来る時代になりました。
ですが、こうして実際に目で見て耳で聴いて、手で触れて…自分の五感を通して「体験する」ことは、心を豊かにしてくれるのだなぁと、子どもたちの活き活きとした様子から改めて強く感じたひと時でした。