9月の魚~サケ~
9月の魚は、日本人には馴染みが深いサケについて紹介したいと思います。
サケというと、スーパーで切り身で売っているのは良く見かけますが、利尻島ではサケは釣れてしまうんです。しかも、利尻島のどこでも釣れてしまいます。
また、利尻島の旭浜地区にある朝日川では、超至近距離でサケの遡上を見ることができます。
10月には「利尻島サケ釣り大会」が行われます。 一番重いサケを釣った人が「サーモンキング」となり、賞金と豪華商品が与えられます。
※ポスターは2016年のものです
サケは、ご存知の通り自分が生まれた川に戻ってきます。生まれてから4年~5年くらい外海を旅して、戻ってくるとのことです。どうして、生まれた川が分かるんだろうと今でも考えちゃったりします。川のにおい?本能?方向音痴じゃないから?僕には全然分かりません。
話が少し逸れてしまいましたが、サケは釣れるんです。
サケの仕掛けについてご紹介します。
利尻島では、主に2種類の釣り方で釣っている方が多いです。
■釣り方
浮きフカセ
浮きルアー
エサは両方ともカツオやサンマの切り身、イカを赤く染めたもの、赤く染めたエビなど様々ですが、利尻島のホームセンターで手に入れることが出来ます。
■食べ方
☆海の宝石「いくら」
サケといえばイクラ!!
メスのサケは、卵を持っており、イクラをじゃんじゃん作れます。北海道に来て驚いたのが、筋子をばらしてイクラにするための網が売っていたことです。さすが北海道と思った瞬間でした。
イクラの作り方については、インターネットで検索するとたくさん出てきますので省略させていただきます。漬け方についても、塩漬け・醤油漬け・味噌漬けなどなど様々で、利尻でも家庭によって違うみたいです。利尻島で釣れちゃったときには、海の宝石「いくら」を作ってみてください。
☆定番の塩焼き
☆鮭フライ
☆粕漬け
この時期、利尻島のスーパーには酒粕が出回っていて、買って試してみたら美味しかったので紹介させていただきます。
2日くらい粕床に漬けておいて、取り上げて焼くだけです。
酒粕の風味が、サケの味を引き立たせてくれます。
☆鮭トバ
秋鮭を半身におろして皮付きのまま縦に細く切り、海水で洗って潮風に当てて干したものである。
「とば」は漢字で冬葉と書き、冬の北海道の風物詩となっています。
時期になると、写真のような風景が見られるかも・・・
コチラの味付けも各家庭によって様々のようです。保存食として重宝されています。
しつこいと思われるかもしれませんが、10月には「利尻島サケ釣り大会」が行われます。一番重いサケを釣った人が「サーモンキング」となり、賞金と豪華商品が与えられます。
大会の申し込みなどの詳細は、コチラのページで御確認ください