30年ほど前、霊感商法の被害者になって釜合労に救いを求めた釜ヶ崎の労働者
母親が統一教会に対して多額の献金の末、家庭が破壊されたとする山上徹也さんが安部晋三元首相を銃撃したとされる事件をニュースで知り、思い起こしたことがあります。
もう30年前にもなるでしょうか、釜ヶ崎の労働者が釜ヶ崎解放会館1階の事務所を訪ねて来られました。言葉たくみに誘われて自分はうかつにも数十万円の絵画を買わされましたが、代金を何度か支払ったもののこれ以上支払うことができない。買った絵画を返したいので一緒に付いてきてほしいとのこと。行くときには買った絵画を持参するよう伝えました。
その画廊があったのは大阪府吹田市江坂の、とあるビルの中でした。出てきた職員に絵画を見せ傷んでいるところが無いことを確認させたあと「今まで支払った金は返せとは言いませんが、これ以降は本人に請求しないように」と言って絵画を置いて帰りました。
それから2,3日経ってから釜ヶ崎解放会館1階の釜合労の事務所に無言電話が毎日かかってくるようになりました。半年以上それが続きました。霊感商法で有名な旧統一教会のしわざであることにちがいないと思いました。今でもそう思っています。
金持ちから金をまきあげるだけではない、何の財産も持たないその日働いた賃金で生活する日雇労働者にまで高額な絵画を売りつけ食い物にし不幸にする霊感商法を繰り返す団体を許してはならないと思っています。
花咲かじいさんが守り続けた花壇残る
7月13日午後2時より釜ヶ崎解放会館1階の釜合労事務所において、大阪市建設局、津守工営所の職員と花壇を守ろうとする釜ヶ崎公民権運動の人々、いこい食堂、釜合労で話し合いを行いました。
これまで20年もの間、大阪市建設局と花咲かじいさんとの話し合いが続いていたのに、突然西成区役所をかませて花壇を存続させるとのこと。釜合労は違和感を感じるとの疑問を呈しました。
だれのひも付きにもならず不屈に花壇を守り続けてきた花咲かじいさんの意志を大切に引き継ぎ、私達も守り続けなくてはならないと考えています。花咲かじいさんは入院中。1日も早い回復を願っています。
星野リゾート新今宮の消費者ダマシを許せません
8月9日(火)午後4時、公開質問状の回答と広告通りに敷地内の公園を「だれもが行き交うエリア」にするよう、抗議と要請行動を行います。関心のある方の参加を願っています。
佐郷勇一さん、連絡下さい
2年前の定額給付金について弁護士に委任状を書かれた佐郷勇一さん。裁判所から原告として却下するとの連絡が弁護士事務所にありました。納得できませんので、大阪高等裁判所に上申書を提出しています。釜合労に連絡下さい。
*理不尽に壊された釜合労の宣伝カーが関西生コン労組の力添えにより修理を終え帰ってきました。
今後のスケジュール
7月30日(土)午後3時三角公園にて
「センターつぶすな」「シャッタ―開けろ」「強制排除反対」の集会とデモ
お茶とおにぎりを用意します
8月9日(火)午後4時
星野リゾート抗議と要請行動
9月5日(月)午後2時
大阪地裁1007号法廷
定額給付金訴訟
9月7日(水)午後3時
大阪高裁201号法廷
センター強制排除反対訴訟控訴審
2022年7月19日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com