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2022.7.17 杢蔵山

2022.07.18 23:56

令和4年 7月17日(日)     参加者:6名    ガイド:近田

 「杢蔵山」は、新庄市民に親しまれている山ですが、沢や杉林、広葉樹林帯など様々な景

色を見せてくれるバリエーションに富んだ山です。なかなかな急登もあり、登りごたえもあ

ります。山頂まで2回ほど沢を渡りますが、その沢のところで、学生の頃には杢蔵山に登って

この沢で芋煮会をしたというお話を聞き、杢蔵山がずっと市民に親しまれ続けていることを

実感しました。杢蔵山荘を超え、山頂を目指す途中には絶妙な紫色のヤマルリトラノオが見

ごろでした。山頂までの稜線に出れば、険しい神室連峰の山容が感じられるのですが、この

日はただ真っ白な中を歩いて山頂に着きました。雨の心配もあり、まずは下山することにし

たのですが、稜線から少し下ると、なんと新庄市街が見えるほど雲が晴れていました。三角

山のアンテナ棟も赤い屋根の山荘もはっきりと見えました。同時に月山の手前には局所的な

雨雲があり、近づいてきているのが分かりました。すぐにポツリと来たので山荘で昼食をと

っていると、雷鳴と激しい雨が。下りる方向とは逆方向に雲が移動していることもあり、少

し雨の中を歩いて下山を開始しました。30分ほどで雷雲は背後に移動し、夏の日差しが差し

込んできました。行きも帰りも汗をかきましたので、皆さん水分を多く摂っていたようで

す。帰りは一の滝を眺めで沢沿いを歩き、汗と沢水に濡れて無事下山となりました。

余談ですが、帰路、村山市を移動していた時はものすごい豪雨でワイパーを最大に動かして

も視界が悪かったです。雨雲の位置でこんなにも天気が違うのかと実感しました。