ミニッツ相談&レクチャー!in 駿河屋マルイシティ横浜店
皆さん、こんにちは。
R&Dグループの古屋です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
さて今日は急遽予定を変更して、駿河屋マルイシティ横浜店様のミニッツコーナーのリニューアルを記念して、新しい試みでミニッツの設計者石川氏による『MINI-Z相談&レクチャー』を完全予約制で試みましたので、その模様をお届けしたいと思います。ジャイロ内蔵受信機の続きは次回お届け致しますのでご了承ください。
7月某日、新しい試みで「相談&レクチャー」のイベントを実施しました。急遽直前の募集でしたが数名のお客様に参加して頂きました。
内容としては、徹底的に短期間に上達するミニッツの操作テクニックのレクチャーなのですが、これが何と収録で同行した私もびっくりするぐらいとっても役立つレクチャーでした。
最近始めた人にはもちろんですが、私みたいにR/C歴は長いけど上達は進まないけど、ここらでもう少し速く走るテクニックを磨きたい人にも良いかもです。
更にMINI-ZのセッティングもMINI-Zを知り尽くしている設計者石川氏ならではの奥深いセッティング理論が聞けてまさに目から鱗の相談&レクチャーとなりました。
それでは早速、どんな内容かと言うと・・・
まずは基礎編。
参加者の皆さんが口にしてたのが、練習方法なんて誰も教えてくれなかった・・・
そう言えば私もそうかも。
スポーツはもちろん、毎日基礎練習から始めますよね。
まずは軽く体操してランニングして体をほぐして温めて、野球ならキャッチボールとかサッカーならリフティングして・・・
でもR/Cカーって毎回基礎練習から始める人ってなかなか居ないですよね。。。
石川氏によると多くの方が有る程度から上達しないのは基礎練習無しに走らせてしまい、ある癖が植えついてしまいなかなか治らないとか。
ある癖とは・・・
それは『ステアリングの切り過ぎ』 なんだとか。
その癖を直すトレーニング方法は・・・
ミッション其の一
パイロンで円を2つ作ります。ゆっくり八の字に回る練習です。
最初はステアリングを切る事は出来ますが、途中から徐々に戻し方向を定める事が難しく綺麗に八の字を回るのは難しいです。ムズっ
ミッション其の二
レーンチェンジ
コースのバックストレートに真っ直ぐにパイロンで2重に仕切ります。
操縦している自分から一番離れた場所で遠近感を訓練するミッションです。
他の車を避けてぶつからない為の練習です。
ミッション其の三
ハンドルを最低限しか切らずにゆっくりとゆっくりと走らせる
このミッションは簡単そうに見えて実は意外と難しく、どのラインを走ればステアリングを最小限にしながら回れるか、常に先読みしないとならず、とても脳を使います。
注意しなければならないのは、最短を走るではなくステアリングを最小限と言う点です。つまり道幅一杯に使わないとならないと言う事です。つまり外側のレーンからコーナーのインを通り、アウト側に膨らんでゆくアウト・イン・アウトを基本として更にひとつながりに走行しなければなりません。スロットルはとてもゆっくりですがステアリングは常に細かく先読みした舵を切らなければならないので意外と考えるんです。脳トレみたい・・・
そして少しづつ少しづつスピードを上げてゆきます。
しばらく走りこみします。とにかくステアリングを切り過ぎない様に意識します。
ここまでの練習でレクチャー前と後では全然違う自分に驚くはずです。
ミッション其の四
真正面を見たままコースを走らせる。
通常車を目で良く見ながら片時も目を離さないで走行しているのが当たり前?
実は出来るだけ広い視野を養う事が重要なんだとか。難しい訓練ですが慣れると前を向きながら横を走ってる車もなんとなく追える様になるんだとか。
参加者の皆様も走り始めは難しそうでしたが、あっという間に上達されてました。
複数台で走る時には他の人と接触をしますが、レースで速いエキスパート達は他人の動きを察知してうまく避けながら走っているそうです。
ミッション其の五
車より1コーナー先を見ながら走る。
其の四の続きで、目線を車より先回りする事で操縦の精度を上げる。
これは石川氏から1/8バギーの時に教授を受けましたが難しいの何の・・・
どうやら私は自分の車を見つめながら走っている様です。先をみればタイムアップ間違いなし???
そして車のセッティング編
これはちょっと長めですが動画がうまく撮れましたので百聞は一見に・・・
ミニッツのセッティングにお悩みの方、この動画でもやもやが解消できるかも!
添付しますので是非見てください。
三村さんは必見ですよ~、これでまた速くなっちゃうな(笑)
参加して頂きました皆様、ありがとうございました。
好評でしたので、次回も開催したい所ですが、、、
石川氏、矢嶋氏コンビがアジアに遠征し、ヘトヘトになって帰ってきました、少し充電期間が必要みたいです(;^_^A
そう遠くない時期に必ずやりますので、お楽しみにしてくださいね~
最後に!
Now on sales🙋P52-53にその様子が掲載されています。
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モノ・マガジン2022年8-2号
正直言ってブームなんて関係ない、俺は生涯ホビー好き。思い返せば小学生の時分からのホビー党員に捧ぐ大特集!
今日はここまで
次回ジャイロ付き受信機搭載アウトローランページの走行フィーリングをお届けいたします。
ではまた次回お楽しみに~!