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みきと幽霊界の支配人

僕が旅した日 第6話

2018.01.29 14:10

診断結果はまだ出ない。

が...


どうやら一万年前、幽霊界に迷い込んだ生き霊は、僕らしい...。


決め手となったのは、これだ

これを開けるのは、

無の世界に棲むと言われる神。


 ホントの正体は、神の秘書で、幽霊界のパート支配人。


神が優等生と判断したもの。


そして、一万年前に迷い込んだ生き霊。


他のものが開けようとしても絶対に開かない。



僕は、興味本意に、これを引っ張り出した。

すると、

文字が金色に光り、ページが開いた。



そこには、一万年前に、ここに来た経緯と、

一万年間の僕の生きた証が記録されていた。


僕の事が書かれた最後のページに


 20040710号 優等生 

生前名 東 みきの相方 37の息子として

 任命する。


と書かれてあった。


そのまま、幽霊とする手続きをするか


の審議にかけられた。


この世の事は、幽霊界には全てお見通し!


〇僕が子供であること

〇みきさんの友達 37の息子であること

〇僕が1万年前にも

生き霊として幽霊界に来たこと


がキーワードで難航し続け...


最終的に

支配人と、みきさんが結論を出すことになった...。


僕はただ、mamaとpapaに逢いたい気持ちでいっぱいだった。