ポンペイ (映画)
『ポンペイ』(Pompeii)は、2014年のアメリカ合衆国のディザスター・アクション映画。監督はポール・W・S・アンダーソンで、2014年2月21日に公開された。
ストーリー
起原62年、ローマ帝国の支配に抵抗したケルト人はコルヴス率いるローマ軍に蹂躙され、少年マイロだけが生き残るが、彼は奴隷として売り飛ばされる。十数年後の紀元79年、マイロはロンディニウムで敵う者なしの剣闘士に成長していた。マイロの持ち主グラセウスは彼の実力に満足し、興行のために奴隷たちを引き連れてポンペイに向かう。その途中、一行は裕福な商人の娘カッシアの馬車と遭遇し、マイロは怪我をして苦しんでいる彼女の馬を殺し、苦しみから解放する。カッシアは1年間ローマに滞在していたが、傲慢なローマ人たちに嫌気が差して故郷に戻ってきていた。
マイロはブドウ収穫祭のイベントである剣闘会に出場することになり、対戦相手にはポンペイ最強の剣闘士アティカスが選ばれた。アティカスもマイロと同じく被征服民族の出身で、マイロとの戦いに勝利した暁には自由の身を与えられることになっていた。同じ頃、元老院議員になっていたコルヴスがポンペイを訪れ、カッシアの父セヴェルスと会談していた。セヴェルスはコルヴスを宴に招き、ポンペイ再建の資金を得るためにコルヴスに協力を求めたが、彼の目的はローマで出会ったカッシアを妻に迎えることだった。しかし、コルヴスの傲慢さを嫌うカッシアは彼の申し出を断る。宴には貴婦人たちの夜の相手をするためにマイロたちも呼ばれていたが、ヴェスヴィオ火山が噴火して、カッシアの馬が暴れ出す。マイロはカッシアに頼まれて馬をなだめ、恋に落ちていた二人は馬に乗り逃亡する。
監督
ポール・W・S・アンダーソン
脚本
ジェネット・スコット・バチェラー
リー・バチェラー
マイケル・ロバート・ジョンソン
キャスト
※括弧内は日本語吹替
マイロ - キット・ハリントン(小松史法)
カッシア - エミリー・ブラウニング(合田絵利)
アウレリア - キャリー=アン・モス(日野由利加)
アティカス - アドウェール・アキノエ=アグバエ(楠大典)
アリアドネ - ジェシカ・ルーカス(英語版)(塩谷綾子)
セヴェルス - ジャレッド・ハリス(梅津秀行)
コルヴス - キーファー・サザーランド(小山力也)
製作
本作は2013年3月から7月にかけてカナダのオンタリオ州トロントで撮影された。
興行収入
北米では、2014年2月21日に2658館で公開され、公開初週末に $10,340,823を稼ぎ出し興行収入ランキング3位となった。
映画『ポンペイ』予告編
タイトルを見て、これにハズレはないなと思ってみたのですが、その通りで面白かった?です。
他の人の評価はあまり高くないようですけどね。
ストーリーにひねりはないのですが、洋画はこのくらい単純な方が、私は好きですね。
誰が誰だかわからなくなることもありませんでした。
点数にして85点です。
ちなみにポンペイの遺跡から、住民の最後の姿が復元されています。
それは死体を見つけたということではないんですね。
灰の空洞に石膏を流したら、人の姿をしていたということなのです。
何もないところに、人の姿を見るということに、何だか不思議な気持ちになりました。