【赤外線吸収】「プロテックスA」
こんにちは。株式会社フォーリンの野村です。
今回はカネカロンの高難燃タイプ「プロテックス」の銘柄の一つである「プロテックスA」のご紹介をしようと思います。
まずプロテックス🄬とは難燃性及び耐熱性をカネカロンよりも向上させた高難燃タイプの繊維になります。繊維分類はモダクリルとなります。
しなやかさや発色性に優れており、天然繊維との混用でも優れた難燃性を発揮いたします。
弊社が定番で取り扱っておりますプロテックス銘柄は「プロテックスC」及び「プロテックスM」になります。
そちらに関しましては下記記事にて紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。
さて「プロテックスA」ですが、こちらは赤外線吸収機能を強化した銘柄となっております。
こちらの銘柄は現在アークフラッシュと呼ばれる電気爆発に対する防護服素材として使用されています。
アークフラッシュが発生した場合、とてつもない高温が作業員等を襲います。
その温度はなんと摂氏19500度に達する可能性もあるようです。
その際に発生するエネルギーには対流熱と赤外線の2種類があります。
一般的なプロテックスの場合、対流熱に対する防護機能はあるものの、赤外線からは防護できないため、そこを改善するためにこちらのプロテックスAは開発されました。
英語にはなりますが、プロテックスの特集ページに動画がございましたのでご紹介いたします。
こちらのページの二つ目の動画がプロテックスAに関する動画となっております。
また、赤外線を吸収する機能が飛躍的に向上したプロテックスAは、非常に温まりやすい機能を有しております。
人口太陽に30分当てた際の温度が、羊毛と比べて約9度も高い温度が実験で出ております。
もちろん難燃性能もございますので、アウトドア等で焚火に当たる際の毛布などにいかがでしょうか。
こちらのリーフレットに情報がまとまっておりますのでご覧いただければ幸いです。
こちらのプロテックスAに関して近く試紡等検討しております。
興味ございましたら、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。