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歯医者を捕らえて縄を綯う

絶対に非を認めない歯医者

2022.09.21 06:33

これは、私が小さい頃のことです。私は、幼い頃から甘いものが好きで家にいると必ずと言っていていいほど、口の中にアメやガム、甘い飲みものを放り込んでいました。母親もそんな私の食生活を気にしており、気をつけてはいたようですが気がつくと私は自分でお菓子や甘い飲み物を見つけて食べていました。甘い食べ物や飲み物を飲むだけならまだしも、幼かった私は歯磨きが嫌いだったので、食べた後に歯磨きをせず、よく寝ていました。その結果、虫歯だらけになり、ついには学校の歯科検診で「すぐに歯医者に行くように」と連絡を受けてしまったのです。当時、私の近所には知り合いの子の父親がやっている歯医者があったので、幼い私と母はその歯医者で虫歯の治療をすることにしました。知り合いの子の父親は、院長であったこともあり、院内ではとても威張り散らしているようでした。当然、私の治療も院長が行い、治療では「痛かったら手を上げるように」と言われたのでした。治療が始まってから少したった頃、想像を絶するような痛みが口の中で走りました。私は、言われた通りすぐに手をあげて、治療を中断してもらうよう意思表示を行いました。しかし、院長に「大丈夫だから」と言われ、そのまま治療を続行されてしまったのです。激しい痛みでもがきながらもなんとか治療を終え、すぐにトイレに行き、口の中をみると、なんと口の中に大きな穴が空いていたんです。そしてそこからは大量の血が出ていました。すぐに待合室で待っている母に口の中に大きな穴が空いていることを伝えると母は怒ってすぐに院長を呼び出しました。すると院長は涼しい顔をして全く自分の非を認めなかったのです。明らかに院長側のミスだったのですが、一切謝ることなく、その件は終わってしまいました。それ以降、私はその歯医者に受診することはなくなりました。今でも母と会うと「あの時の対応は酷かったよね」と話しています。