ゆるい南国暮らしで弛んだ心身に喝を入れてみる。
年末年始に日本へ帰って、自分がゆるい南国暮らしで老いていることに気が付きました。たった4か月で、人はこんなにも老いるのかと衝撃を受けた。
うっかり日焼けによるシミの増加。日本で美容院へ行こうと思っていて伸びた髪。暑くて化粧が崩れるという理由で手抜きになった化粧。それに引っ張られるように手抜きになった眉の手入れ。そして、ゆるんだ体形。。
産後だし、年だし、もういいや~、と思っていたけど、きちんとキレイな同級生たちを見て、このままではいけないと考え直した。
「もはや産後ではない」をスローガンに、2018年は弛んだ気持ちに喝を入れたいと思い
この結論に辿り着くまでの過程は省くけれど(←なぜ)
とりあえず、久しぶりに、きちんとサイズを測ってもらってブラを買うことにした。
実は産後の体形変化から、お店でブラのサイズを測られることに抵抗があり、試着せずに買ったり、ネットで購入していました。
そして、なんといっても、ちょうど産後くらいからユニクロのカップ付きキャミやタンクトップが次々と発売され、「みんな着てるからこれでいい」とばかりに、すっかりブラキャミ愛用者でした(良い商品です)。とにかくラクだし、崩れた体形に高価なブラを買う気になれず、いつか体形が戻ったら買おうと思って早数年、買い逃していたのです。
この、「いつか」がいつまで経ってもやってこないのも老化の一因だと思い、勇気を出して、近所の某外資系百貨店のランジェリー売り場へ行きました。
いつもきちんとサイズを測ってもらってブラを買っている女性ならば味わうことのない緊張。
デザインを物色しながら歩いていると、店員のおばちゃんがやってきて「サイズいくつ?」と聞かれ、思わず昔のままのサイズを告げると、「あんた全然そんなサイズじゃないよ」と鼻で笑われ、非常に恥ずかしい思いをするという失敗。。
いつもきちんとサイズを測ってもらってブラを買っている女性ならば味わうことのない恥ずかしさ。
とりあえず自分の失敗を反省し、そしてその売り場に置かれていたTriumphのブラのシンガポールの高額さに驚いて、逃げ帰った。Triumphが良い商品なのは知っているけど、日本の価格を知っている日本人には適正価格には思えなかった。
そして旧正月セール中だからか、売り場に赤いランジェリーばっかり飾ってあるのがシンガポール流らしい。
翌日、今度こそ、店員さんに話しかけられたら「サイズを測ってください」と言おうと心に決めて、今度は近所のIMM(シンガポールで一番大きいらしいアウトレット)のTriumph専門店へ行ってみた。
そちらの若い店員さんはとても控えめで丁寧な接客で、私もついに久しぶりに己の身体と向き合うことができた。
当たり前だけど、アンダーは肥大し、カップは縮小していた。その驚愕の数字を受け止めて、デザインを選ぶ。Triumphの中でも高級ラインのEssenceが70%OFFという大幅値下げになっていることを教えてもらい(いい年だから高級ラインを身につけろということね)、プロパーでS$150くらいのものをS$47で、上下セットで購入。満足!
さすがにアラフォーのアンダーウェアなどの写真は載せないのでご安心ください。しかしTriumphさん、アウトレットでもしっかり厚手で質の良い紙袋に入れてくれるのが嬉しい。これを使いまわすのはちょっとあれなので、捨てさせていただきましたが(紙袋の後ろにル・クルーゼが写り込んでいる生活感がイヤね)。
今の体形に合ったブラが1つでは足りないので、シンガポールでランジェリーショップが一番多く集まっているであろうオーチャードへ行ってきました。
きちんとサイズを測り、なんか吹っ切れたのか、図々しくもVictoria's Secretにまで足を踏み入れてみた。オーチャードというかサマセットにドーンと店舗を構えているところね。
しかし、着けてる意味があるのか?という布の少ないランジェリーの数々に圧倒され、そもそもヴィクシーエンジェルと私では肌着を身に着ける意味が違うということに気付く(気付くのが遅い)。
今回は何も買わなかったけれど、この店に行こうと足を運んだだけで、気は引き締まった気がする…と前向きに捉えておこう。
生まれ変われたら来世ではヴィクシーエンジェルになりたいもんだ。
で、どこで買ったかというと
IONの地下に入っている LA SENZAへ。
ここもセクシーで可愛いデザインのランジェリーが並んでいるけど、アラフォー日本人が日常的に身に着けるにも常識的な範囲の商品が多く、選びやすかったです。
旧正月セールでラッキードローをやっていて、クジにブラ2枚の割引率が書かれているというセールをやっていて、入店時に店員さんが差し出した箱から引いた時は38%オフ(ただしS$150以上購入で)が当たり、試着の時の店員さんが差し出した箱から引いた時に最大の50%オフ(ただしS$200以上購入で)が当たった。何回か引かせてもらえるのかも。
試着してみたら付け心地が良く、デザインも気に入ったものがいくつかあったし、定価で1枚S$60くらいのブラが50%オフになるならお得だわと勢い付いて、ブラ4枚購入。4枚で約S$120になったので、1枚あたり約S$30。シンガポールの物価でこの価格ならお買い得!と思えた買い物でした。パンティもセットですすめられたけど、アラフォーの日常使いには布が少なすぎたのでやめました。
ここでも旧正月のポチ袋をもらった。シンガポールの旧正月では配られるもののようです。
物価が高い高いと言われるシンガポールですが、地元スーパーで食品を買ったり、洋服、サンダル、公共交通機関・タクシーなど、生活に必要なものは、日本よりも安い。
ただ、生活必需品ではない贅沢品、例えばお酒、美容院、遊びのスポーツ用具などは、とても高い。
ブラの定価は、高い。
シンガポールのジャッジでは、ブラは生活必需品ではないということかw