1662 - 石油資源開発(株)
石油資源開発株式会社（JAPEX ）
石油資源開発株式会社（せきゆしげんかいはつ、Japan Petroleum Exploration Co., Ltd.、略称JAPEX）は、日本国内外の石油、天然ガス資源の権益を有し、開発・生産・輸送・販売を行う株式会社です。
現状では、原油・ガス開発専業で、国内の天然ガス田操業が基盤です。
海外開発シフトしていて、カナダで超重質油を生産しています。
概要
北海道、秋田県、山形県、新潟県の油田、ガス田にて採掘を行っています。
官営企業から民間企業に転身しました。
研究部門では、GTL燃料、メタンハイドレート、オイルサンドの研究開発も手がけるほか、パイプライン輸送に関しては日本屈指の技術力を有しており、サハリン沖からの天然ガスパイプライン計画にも参画しています。
近年では海外シフトを標榜し、イラクのガラフ油田、カナダでシェールガスの権益などを獲得しています。
社史
1955年（昭和30年） - 石油資源開発株式会社法に基き、石油資源開発株式会社設立
1959年（昭和34年） - 新潟県で東新潟ガス油田発見、日本発の海底油田、土崎沖油田を発見
1960年（昭和35年） - 新潟県で片貝ガス田を発見
1967年（昭和42年） - 石油開発公団（のち石油公団）に吸収
1975年（昭和50年） - 石油開発公団より分離、石油資源開発株式会社として再発足
1983年（昭和58年） - 岩船沖ガス油田発見
1989年（平成元年） - 北海道にて勇払油ガス田を発見
2003年（平成15年） - 東京証券市場第一部に株式を上場
2009年（平成21年） - イラクのガラフ油田をペトロナス社と共に落札
関連項目
アーザーデガーン油田
片貝ガス田
勇払ガス田
東新潟油ガス田
岩船沖油ガス田
申川油田
★イラクで石油資源開発落札
7年前のニュースですけど、このニュースは覚えています。
湾岸戦争を主導した国々が、早々にイラクの権益を確保していったのに対し、日本は湾岸戦争では金だけ出して人を出さないとバッシングを受けたので、なかなか参加できないのかなと感じていたので、ようやくと感じたニュースでした。
でも戦後の復興では自衛隊はかなり活躍しましたし、日本は自らの理念に沿った、良い道を歩いたと思います。
投資判断ですが、時価総額は売上高の8割ほどで、経常利益率（2017年度末）は１％です。
営業利益率より経常利益の方が高かったです。
そして中間決算ではすでにこの2倍の利益が出ていまして、業績は原油相場も上がっていますし、好調ですね。
自己資本比率は、58.6%です。
業績は大きくぶれることもあるようですが、総じて優良企業だと感じます。
チャートは短期では右肩上がりの上昇トレンドで、天井をうった感じですが、長期見れば、完全な底値圏で割安感があります。
また信用倍率は1倍を割れています。
私の投資判断は買いです。