デトロイト (映画)

『デトロイト』（原題:Detroit）は2017年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画である。監督はキャスリン・ビグロー、主演はジョン・ボイエガとウィル・ポールターが務めた。本作は1967年のデトロイト暴動の最中に発生したアルジェ・モーテル事件を題材にした作品である。本作が全米公開された2017年はデトロイト暴動の発生から50年を迎える節目の年でもあった。

なお、本作の日本語字幕は松崎広幸が担当した。

ストーリー[編集]

1967年7月23日、アフリカ系の退役軍人の功績を讃える式典がデトロイトで催されていた。市民の注目がその式典に向いている隙を突いて、デトロイト市警察は違法酒場の摘発を行った。酒場の経営者が逮捕されたとの一報を受けて、摘発現場にいた人々が警官隊に石を投げ始めた。こうして始まった暴動はどんどん規模を拡大し、ついには食料品店の略奪や銃撃戦が発生するに至った。後の世にいう12番街暴動の始まりであった。

監督

キャスリン・ビグロー

脚本

マーク・ボール

製作

キャスリン・ビグロー

マーク・ボール

ミーガン・エリソン

マシュー・バドマン

コリン・ウィルソン

製作総指揮

グレッグ・シャピロ

ヒューゴ・リンドグレン

キャスト

ジョン・ボイエガ - メルヴィン・ディスミュークス

ウィル・ポールター - フィリップ・クラウス

アルジー・スミス - ラリー・リード

ジェイコブ・ラティモア - フレド・テンプル

ジェイソン・ミッチェル - カール・クーパー

ハンナ・マリー - ジュリー・アン

ケイトリン・ディーヴァー - カレン

ジャック・レイナー - デメンス

ベン・オトゥール - フリン

ジョン・クラシンスキー - オーバック

アンソニー・マッキー - グリーン

映画『デトロイト』日本版予告編

まず不謹慎なのかも知れませんけど、暴動のシーンの印象が凄過ぎて、その先の同情すべき人物たちに対する共感が出来ませんでした。

映画自体は、重量感のある見ごたえのある映画でしたし、最近感じていた黒人映画の稚拙さも感じませんでした。

ただデトロイト暴動が日本に与えた影響の度合いを考えると、日本人の私が見る必要はあったのかな？と、最初は思いました。

まぁでも、現場にいれば、誰でもああいう心理になると思います（失礼）。

日本人も戦争の時は、そんな感じだったと聞いてます。

そうならない社会を作っていく必要を、再認識しなきゃなと感じました。

点数にして85点です。