BEAMS 日本語説明書
Destination Synthesizer
概要
BEAMSは距離センサを搭載した、WAVE TABLE SYNTHERSIZERです。様々な効果音から、ドローン・サウンドまで作成することができ、空中に手をかざすことで、その音色をコントロールする事ができます。
1つのWAVE TABLE OSCと、4POLEのFILTERを装備しており、それらを内蔵のLFOで変調できます。LFOは4種類のモードを持っています。サイン、ノコギリ、スクエア、S&Hされたランダムな波形を出力でき、これらを1つのノブでコントロールすることができます。また、コントローラ・モードを備えており、距離センサの出力をほかのシンセサイザーのコントロールに使用する事もできます。
コントロール
WAVETABLE
200以上の波形が収録されており、これらを滑らかに変化させることができます。 また、ノブの最後には、ノコギリ波形、サイン波形、周波数で変化するノイズ・ジェネレータが順に収録されています。 PITCH オシレータの基準となる音程を設定します。
CUTOFF / RES
DRONESには4POLEのレゾナンス付きローパス・フィルターが搭載されています。 CUTOFFつまみを左に回すと、高い音から順に減衰し、回しきると音が出なくなります。
RESつまみを右に回すと、カットオフ地点の音程にピークが発生するようになります。
LFO/BEAM
DRONESにはサイン、ノコギリ、スクエア、サンプル&ホールドされたランダムな波形を出力できるLFOが内蔵されています。LFOつまみでは、LFOの周波数と波形の二つを設定します・つまみを右に回すと、周波数が早くなり、最高周波数に達すると、次の波形に切り替わります。つまみを左に回しきるとLFOをDCモードに切り替え、距離センサでWAVETABLE,PICTH,CUTOFFをコントロールすることができます。
AMOUNT
LFOをWAVETABLE,PICTH,CUTOFFに適応することができます。 つまみ
を右に回すと、適応量が多くなり、最高点に達すると、次のターゲットに切り替わります。
CV
CV inputはPITCHに対して適応されます。入力は0v-3.3vの範囲です。
GATEスイッチ
GATE スイッチを下にセットすると、距離センサが反応したときだけ発音するようになります。
*電源減圧が低い場合、動作しない場合があります。正しい電圧が出力されるACアダプタに交換して下さい。
*USBハブを使用した場合や、故障したACアダプターの場合、電圧が低くなることがあります。
コントローラ・モード
CUTOFF,PITCH,RES,WAVETABLE,AMOUNT,LFO/BEAM ノブを左に回しきることで、BEAMSをCVコントローラとして使用する事ができます。VOLUMEは有効ですので、最大値を調整することができます。おおよそ0V~2.75Vの出力となります。
仕様
電源:USB type-C (5V) / 出力:モノラル
<ご注意 >
●小さな子の手の届かない所にしまってください。
●静電気に弱い部品を使用しておりますので、保管する際は帯電防止袋などの使用をお勧めします。