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たいしょーの朝鮮王朝史

純元王后 金氏

2018.02.06 14:54

★王后(純祖夫人)

    純元王后金氏(スヌォン ワンフ キム氏)

    本貫:安東金氏

☆生没年

    1789年〜1857年

☆在位期間

    1802年〜1834年

☆宗室

【父】

金祖淳(キム ジョスン)

【母】

青陽府夫人青松沈氏(チョンヤンブ プイン チョンソン シム氏)

【夫】

純祖

【王子】

孝明世子(ヒョミョン セジャ)

【王女】

明温公主(ミョンヌォン コンジュ)

福温公主(プクォン コンジュ)

徳温公主(トクォン コンジュ)

永温翁主(ヨニョン コンジュ)

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    純元王后金氏は、永安府院君、金祖淳の娘で、金氏は父からその弟、金左根(キム ジャグン)へと継がれる安東金氏一門の執権に大きく貢献しました。

    一時、世子嬪の外戚、豊壌趙氏一門に政権の主導権を奪われましたが、憲宗時代に復権しました。ところが、憲宗が夭逝すると、子孫のない憲宗の後を誰が継ぐかという問題が生じます。この時、金氏は趙大妃一門が手を回す前に、すばやく院相に権敦仁(クォン ドニン)を指名し、荘献世子の曾孫である元範(ウォンボム)=哲宗に王位を継がせました。また、自分の外戚の金文根(キム ムングン)の娘を王后*に冊封することで、安東金氏の勢道政権が絶頂期を迎えることになりました。

    1857年に死去。墓は仁陵。


仁陵