もうB~Dスコッドの選手の写真は要らない?
春シーズン終了の今・・
春シーズンが終了しました。正直なところ夏合宿前の現時点においては、同志社ラグビーファンには無力感が漂っていると言っても過言ではないでしょう。今シーズン、久方の常勤監督として期待された「宮本新監督体制」が、春シーズンのAスコッドの主要試合を見る限り、(期待が大きかっただけに)少なからず「空振り」で推移したと言うのが偽らざるところだと私は思っています。
ま、主力選手の怪我が原因で春シーズン最後までメンバーが揃わなかっというのが最大の原因だと思われますが、宮本監督の目指すスピード感溢れる自由奔放で自立自転型の「攻撃型ラグビー」が未消化で発展途上の段階を未だ脱し得ないと言うのが私の正直な感想です。
でも、なんでもかんでも、闇雲にどこからでも廻すだけの戦法から、春シーズン終盤には、逃げる時には逃げ、蹴るときには蹴る正当派ラグビーに着実に進化していることも垣間見られました。高速で、時に細かく時に大きくパスを継続するだけの戦法から、時には「縦」で勝負する戦法へのチャレンジが具に見て取れました。
今後の宮本ラグビーの大進化に大いに期待したいところであります。
この戦法のバージョンアップへのチャレンジは、B~Dスコッドの試合を観ていると一番良く分かります。Aの目指す方向が金太郎飴のB~Dに端的で明快に分かり易く顕れます。
ある日、突然・・!
そう、そのB~Dの試合の多くは田辺Gで行われます。その田辺Gで、ある日突然と言って良いほど、前触れも何もなく「同志社主催ゲーム」の撮影ルール変更が行われました。思い出す限りでは10数年以上に亘って実施して来た「全サイド」からの撮影が、事前説明も何もなく「観客席サイド」のみに限定されることになったのです。撮影者にとって、正に晴天の霹靂だったのです。
それも、選りによって春シーズンの最終試合である立教定期戦から適用されました。夏合宿・秋シーズンも継続適用とのことでした。理由は、コロナ禍への厳正対応とのこと。「えぇ~、なんで今頃~~」ていうのが偽らざる感想です。何かマズイことでもしでかしたのかしら・・・?。そうとしか考えられない突発的な狙い撃ち的(?)撮影ルール変更。(魔訶不思議ですね‥!)
B~Dの撮影を断念せざるを得ない?
観客席サイド限定撮影では、観客の皆さんにご迷惑が掛かるので珍しく田辺でのAスコッド出場試合ながら、急遽、立教定期戦の撮影を断念致しました。
更に夏合宿も含め、以降も同様に残念ながら撮影を断念することに致しました。(撮影出来ないので夏合宿へは行きません。10数年以上継続して来た夏合宿撮影も中断を余儀なくされました。残念至極、無念至極)
この前日の試合が朝日大学戦(B・C)であり、下着までずぶ濡れになる土砂降りの中での撮影だっただけに、自分自身何かしでかしたのか考えましたが思い付くこともなく、何とも不思議でなりません。「写真で応援」のモットーが完遂出来なくなり、残念でなりません。
それをコロナ厳正対策なんて言う訳の分からんことを・・・。(←また、愚痴だぁ~~、見苦しいなぁ・・!)
B~Dの試合の撮影経緯
思えば10数年以上も前、当時を知る限りB~Dの試合の写真撮影は、ご家族等の関係者以外は全くありませんでした。私自身、B~Dの試合には何の関心もなく、田辺Gに出向くことはほとんどありませんでした。気紛れに年1~2度が関の山だったと思います。
ところが、ゴールポスト後方(エンドライン後方)から気紛れに撮影したB(Jr)の試合の写真を10枚くらい公開したところ、意外や意外、出場選手、特にご家族の皆様に大好評でした。
以降、飛び飛びながら徐々に撮影試合を拡大して行った次第です。特に何人かの監督(過去)からの「是非とも多くの試合、より多くの選手を撮影して欲しい」旨の強い要望(命令?)を受け、爾来、可能な限り全試合の撮影にチャレンジして参りました。
Dの選手の家族の声
10数年前になりますが、私は年度の最終試合(確かD)の試合前に聞いた選手のご家族(父)の声が忘れられません。「今度卒業になりますが、息子の試合中の写真が一枚もありません。2~3枚で結構ですから撮影していただけませんか。」・・・。
これが、原則全試合・出場選手全員撮影、全撮影写真の公開の原点なのです。
最初はゴールポスト後方(エンドライン後方)からのみ撮影していましたが、サイド(観客席の逆サイド)からの撮影で可能な限り全選手のプレーの撮影をして欲しいとのラグビー部の要請を受け、撮影場所を拡大した経緯があります。
私には、気兼ねをしながら同志社はもとより、対戦相手チームの面前で撮影することに未だに抵抗がありますが、サイドからの撮影が私の技術や撮影機材で可能な限り全選手を撮影するには止むを得ない手段であります。
経緯を知らない方には、好き放題に厚かましくサイドから勝手に撮影していると思われると思いますが、止むを得ない理由と経緯があるとご理解いただきたく存じます。
そりゃ~、観客席で仲間内と「ああでもない、こうでもない」とおしゃべりしながら観戦した方がどんなにか楽しいことでしょう。
そりゃそれで大変です!
片道2時間掛け、南門から20~30キロの重い撮影機材を背中に抱えグランドまで20分も坂を上り、2~3試合を立ち放なしで気兼ねしながら常時サイド(青いテント)側とエンドライン側を何度も何度も移動し、帰宅後は1試合分5~6時間の現像作業って・・、決して楽なものではありません。
当然ですが、撮影機材や高速代、ガソリン代だって全て自前ですぞ~。嫁も煩いぞ~!(←またもや愚痴ですねぇ~)
選手とご家族のためのスナップ写真
DRFC会員においては、Aと違い「B~Dの試合写真への関心は全くない」と言っても過言ではないと思っています。
カッコよく言えば、写真撮影は「ひとえに選手やご家族に喜んでもらえれば本望・・」と言うボランティア活動の極みの行動なのであります。ですから、「選手・スタッフ・ご家族用スナップ」と銘打っているわけです。
ただ、過去10数年の「撮って挙げてる」と言う私の驕りと「撮らせて挙げてる」と言うDRCとのボタンの掛け違いが掛かる事態を招いたのだと反省しております。
結局、結果として困るのは、選手本人とそのご家族だと思い(←これも驕り?)、せめてゴールポスト後方からの撮影を認めて欲しいとラグビー部に申し入れています。(爾来3週間、未だ良否回答無し) (涙・涙)
原点に戻る時期かも・・
写真で応援って、勝手なことを考えていただけで、誰も喜んでいてくれなかったんでしょうかねぇ~~。少なくともDRCの皆様は何の評価もしていない・・・。むしろ邪魔者扱い?少々淋しい限りです。
もうリセットして、原点に戻る時期が到来したのかもしれません。(でも、10数年以上も前に戻して良いのかなぁ・・。)
おっととっと、また余計なことを・・・、皆さま御後が宜しいようで・・。
(戦場で)後ろ頭を鉄砲で撃たれるって、こう言うことを言うんですね。やっとわかった・・!狙い撃ちされたのかも・・。(あな恐ろしや!)
以上
(ご注意)写真と文中の内容は、一切関係ありません。