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名古屋の美容師亀田トオルのブログ

“今時”目標設定だけじゃ頑張れません。〜2〜

2018.01.31 22:50


前回のつづきだ。

前回はいかに高い目標を

“できそうだ”と部下に思わせられるかが

今時のリーダーには問われるという話をした。


どうも、

名古屋の美容師、そして人間の研究家

亀田トオルです(`_´)ゞ


“できそう”な高い目標は人を成長させる。

ではどうすれば高い目標を

できそうだと思わせられるのか?

また、前回話した様な無茶な目標と

一体何が違うのか?


何を基準に目標設定をするか?

“前年比”という言葉をよく聞かないだろうか。

「前年比○○%アップ」

といった様な使われ方をする。

ただ、それだけでは

「前年より頑張れ!」

というメッセージでしかない。

“できそう”と思わせるためには、

前年からどの程度の売上が見込めるか、

マーケットとシェアを

具体的に考える必要がある。

美容室の売上で見るなら

“マーケット”は

いかに集客をするかなどだろう。

“シェア”は

リピート率に当たるのかもしれない。

つまり「前年比○○%アップ」

を掲げるのであれば、

どの様な改善をすれば、

どの様に売上向上が見込めるのか、

裏付けが必要だということだ。


誰を目的としてるのか?

リーダーの期待を

目標として押し付けるのはおかしい。

でもリーダーの先走った気持ちが

むき出しになった目標は案外多い。

「これだけ成長しててほしい」

「会社の利益をこれだけ出したい」

という考えが中心となっており、

そういった目標は周りとのズレを生む。

本当に見なければならないのは

成長する人=部下

利益を生んでくれる人=顧客

そこにフォーカスしなければ

できそうな高い目標はかかげられない。


ただ高い目標をかかげて、

「方法は任せたからとにかく頑張れ!」

というだけの目標では、

現場は疲れてしまう。

目標の掲げ方も

実は接客に似ているのかもしれない。

「この年代は大体こうだから」

という安易な説明では顧客は納得しない。

自分本位な提案の押し付けでは

顧客は満足しない。


結局のところ、

接客においても、

今時の目標設定においても、

しっかりとした裏付けと、

相手のことにフォーカスした組み立てが

大切になるのではないだろうか。