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祇園祭・後祭2022(宵山)

2022.07.23 10:45


タロット読み師のアドリアーナです。


本日2022/07/23は京都のリピーター様の出張鑑定がありました。すごい美貌とセンスの方で、かれこれ3年近くご用命いただいているでしょうか。


待ち合わせのカフェがある室町通りは祇園祭の山鉾が立ち並ぶため、予定時刻より30分ほど早く到着してサッとお参りしてきました。



祇園祭はもともと疫病の厄災祓いの祭りです。


夏越の大祓の最大級の祭と位置付けて良さそうです。



山鉾「鷹山」



てっぺんに1本の竹が伸びていて、『派手なやつ』のひとつです。このバランス感がなんとも不思議ですよね。



山鉾「鯉山」



"登竜門" がテーマの魚の鯉がモチーフで、ここはいつも人気の展示があります。20年以上前にこの鯉山の手拭いを購入したことを思い出しました。



「黒主山」の展示飾り



山鉾の置かれてある場所の向かいの建物では、その鉾の主役である御神体(人形)や懸装品(織物など)が飾られています。宵山(パレード前夜祭)では、これらを無料で拝むことができます。


黒主山は、黒と桜とおじいさんです。結界が張られた中に佇むおじいさんは大伴黒主と言われています。



「鯉山」の懸装品



鯉が描かれた布は4階建ぐらいの長さがあり迫力です。この足場がだったらもっといい感じなのにと思いますが安全性第一ですね。



「橋弁慶山」


弁慶と牛若丸(源義経)の五条大橋での出会い。お公家様と軍人といった風情の対比がわかりやすいですね。アドリアーナはここで、白と深緑色の扇子を購入しました。ミニ扇風機を持ち歩くよりもやはり扇子が良いです。伽羅のお香の煙を扇子に当てて、ちょっと香りづけしてみようと思います。




祇園祭役行者山護摩焚き



アドリアーナは占いにお越しになった皆様に「機会があれば護摩に参加してください」と日々お伝えしています。火の持つ力で、いらないもの、雑念を燃やし尽くし、新たなエネルギーを得る機会として。護摩木や檜葉を燃やすとたくさん煙が出ますが、嫌な煙ではなくとても良い香りで心が落ち着きます。


燃え終わると、張られていた結界は解かれます。


今回、この結界の麻紐と檜葉を分けていただけました。お守り、縁起物として来年まで大切にしたいと思います。



30分程度でも、このぐらい回れてしまいます。


祇園祭の前祭(さきまつり)では23もの山鉾、後祭では11の山鉾が烏丸通の西の通りに配置されます。歩いていると次から次に見えてくるのでついつい回ってしまいクタクタになりますが、提灯に灯りがつく日暮れ以降が一番「宵山」の風情を楽しめますね。


今年は少しですが祇園祭にお参りできて心身リフレッシュしました。ご用命いただきました京都のお客様には感謝の気持ちと、より良いお手伝いができますようますます精進したいと思います。明日は7月に入って初めて、終日お仕事をお休みして心を落ち着けて書道に励みます。



Stella Maris Adriana