「宇田川源流」【日本万歳!】 無人で販売する「自動販売機」でアイスクリームを売ることのできる日本の文化性
「宇田川源流」【日本万歳!】 無人で販売する「自動販売機」でアイスクリームを売ることのできる日本の文化性
月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本人のすばらしさや日本人の国民性をお話しし、その中で日本人のすばらしさは、私たちの舞地にの生活の中や意識の中にも入っているということを示すことによって、我々一人一人が自信をもって物事に対処できるようにするということを目的としている内容である。
実際に、日本人は、「私何もできない」と思っている自信のない人でも、海外において「何でもできる」というような人々よりもはるかにレベルが高いことが少なくない。もちろんそれは海外の人がレベルが低いなどといっているのではない。ある意味で「海外の人の場合は何でもできるようあスーパーマン的なヒーローやヒロインがいる」ということがあるかもしれないが、しかし、「一般の人々を平均してしまった場合にはそれほどのレベルには達しない」ということがあるのではないか。そのような状況であるから、1人のリーダーのリーダーシップに多くの人が付いて行くという形が理想形になっている。
しかし、日本の場合は、1人のリーダーによる独裁的な内容が良いわけではない。日本の場合は、傑出したリーダータイプの万能なヒーローやヒロインがいるわけではない。しかし、一人一人が個性がありなおかつ得意分野がありながら、ある程度全ての分野に及第点を取ることができる人々が集まり、その人々が知恵を出し合うことによって、ベストに近いものを生み出す能力を持っている。どんなにすごいヒーローやヒロインでも、1人でできることは限界があるが、日本人の場合は常に集団でやり、末端の人々までが皆「当事者意識」をもって行うことになるのである。そのことが総合力としての日本人の斯波らしさを生んでいるだけではなく、日本人の中においては、末端までがリーダーと同じ当事者意識をもっていることによって、「意識の変化」から「海外の人よりもレベルが高い」という現象が生まれてくるのである。
ではなぜそのようになっているのか。そのことは、様々な意味で日本人がそのような国民性を持っているということに他ならないのであるが、しかし、それだけではなく、相手の事を考えて行動するということが、そのまま様々なことに反映されることが大きな内容になっているのではないか。
グリコ「17アイス」は自販機専売で40年、全国に2万台! 実は超緻密だった販売戦略
コロナ禍で有名店のラーメンなどさまざまな商材の専用自販機が登場したが、“17歳の女子高生をターゲットにしたバラエティー豊かな高品質なワンハンドアイス”をコンセプトに、1985年からアイス専用自販機としてスタートしているのが江崎グリコの「セブンティーン(17)アイス」だ。
現在、全国で2万台ほど設置されており、駅や商業施設、学校などでもよく見かける。
「1983年にショーケースで発売を開始し、85年に自販機専用ブランドへリブランディングをしました。人が多く集まり、自販機周辺で過ごす時間が長いなど、高い販売個数が見込まれるところでしか設置しません」(江崎グリコ・マーケティング部)
部活やスイミングスクールの帰りによく食べたという声がよく聞かれる17アイス。
2021年に最も売れた「クッキー&クリーム」をはじめ、「チョコミント」「濃い抹茶」「ミルクあずきモナカ」など、スティック、コーン、モナカ、シャーベットの形状のアイスが全部で22種類あるが、ロケーションごとに特性に合った商品を販売しているという。
「外出先で召し上がっていただく商品ですので、濃い味わいで食べ飽きないように工夫をしています。例えば、ソーダフロートはうずまき状にすることで味の変化を生み出し、カスタードプリンはカラメルソースを加えることがアクセントになっています。またSUNAO(ブランド)監修のコラボ商品を出したりもしています」(江崎グリコ・マーケティング部)
気になる累計販売個数や年間売上高は非公開とのこと。
17アイスは、「ジャイアントコーン」や「パピコ」など人気商品を持つグリコの技術や知見を生かした商品開発が行われており、長年、老若男女から愛されているのだ。
2022年7月18日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.livedoor.com/article/detail/22521340/
誰でもが駅などで、アイスクリームの自動販売機を見たことがあるのではないか。私の場合、最寄りの駅に自動販売機があるので、毎日見ているのであるが、それをなんとなく思い出して書いているのである。それが江崎グリコの「セブンティーン(17)アイス」だ。
白くて大きい自動販売機で、その中に何種類かのアイスクリームの表示がある。まあ、ある意味で「やすっぽい」のであるが、逆に「気軽に楽しめる」ということになるのではないか。
さて、ぞの自動販売機の設置に関しては、なかなか面白く、上記にあるように「高い販売戸数が見込める」<上記より抜粋>ということがその設置のポイントであるという。
「外出先で召し上がっていただく商品ですので、濃い味わいで食べ飽きないように工夫をしています。例えば、ソーダフロートはうずまき状にすることで味の変化を生み出し、カスタードプリンはカラメルソースを加えることがアクセントになっています。またSUNAO(ブランド)監修のコラボ商品を出したりもしています」(江崎グリコ・マーケティング部)<上記より抜粋>
過去にセブンティーンアイスといえば、クッキー&クリームとチョコミントに関しては、かなりはやったことがある。この「はやる」というのはよくわからなくなぜか自然発生的に始まり、そしてSNSやマスコミによってそれが増幅されて、邱が気に広まる。そしてそれがいつの間にか終わるという状況になっている。
自動販売機の場合「うりきれ」という無機質な文字が描いているだけで、品切れをしてもそれ以上の言い訳はできない。そのような状況であってもそれらの味に関して反発されるということはないのである。それだけ「飽きない味」があるということが自動販売機でアイスクリームが売っているということの強みであろう。
自動販売機の飲料は多いが、アイスクリームでその内容が残っているのは、まさに、セブンティーンアイスしかないといって過言ではない。オリジナルの自動販売機をしっかりと作っておいて、その自動販売機による販売方法を継続できるということが、そのままその戦略の正しさを物語っている。同時に「継続している」ということがあれば、「時代に即している」ということも一つの大きな強みになっている。その継続した「強み」を「時代に合わせて変化させている」ということが、このないようのすばらしさなのであろう。
子のように「時代をそのまま反映しているものをマイナーチェンジしながら継続する」ということができるのも、日本そのものであろう。まあ、ほかのくにのように、自動販売機を作っても、その販売機事盗難にあうような国ではこのようなことはできない。ある意味で日本人のモラルや反映されたマーケティングこそが、日本人のすばらしさなのである。