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マヤ

『孤独③』(続•臣隆妄想劇場120)ショートバージョン

2018.02.01 23:00

臣「心配すんな、浮気なんかしない」






隆二「…ほんと?」






臣「たった5日でこんなになってたら、2ヶ月持たねーぞ」






隆二「おれ…仕事だからって割り切って…」






臣「うん」






隆二「まだ2週間あるし…」






臣「ん…」






隆二「出発まで飽きるまで抱き合って、愛し合って…」






臣「うん」






隆二「そしたら2ヶ月くらい、笑って乗り切れるんじゃないかって…」






臣「……」






臣は堪らなくなり、隆二の頭を抱いて

髪にキスをする。






隆二「そしたら…」






臣「ん…」






隆二「臣が変なウサギのお面だけ残して、帰って来なくなって…」






臣(変なって…)






隆二「もしかしてこのまま…別れてしまうのかなって…」






臣「別れて欲しい時は、急に消えたりしないよ」






隆二「もう少しで…」






臣「ん?」






臣は隆二の目を見た。






隆二「もう少しで…寂しくて、心が死んじゃうとこだったよ…」






隆二は目にいっぱい涙をためている。






ズキッと臣の胸に痛みが走る。






臣「ごめん…」






両腕で包み込むように、隆二をしっかりと抱きしめた。







続く