熱中症、ニセ熱中症、夏バテと漢方
7月21日は、医療関係者向けZoom漢方講座(小太郎漢方製薬様主催)での講演でした。
今回のテーマは
「熱中症やニセ熱中症、夏バテ、暑気あたり」
それに加えて漢方薬の処方解説を複数いたしました。
予想よりも質問が多かったため、漢方処方の解説の時間が足りなかった(^▽^;)
質問自体はとても嬉しいのですが、1つの質問に時間をかけ過ぎてもダメだし、説明を簡素化すると伝えたいことが限られてしまうしで、本当に難しいです。
➀夏は、熱中症と間違えるような熱中症に似た症状を訴える患者様がいるからちゃんと問診(弁証べんしょう)しましょうという内容や
②熱中症や夏バテの原因、その予防や養生法などを新・臨床中医学(漢方)でどういうふうに考えるのかという内容
③熱中症や夏バテなどによく使用される漢方薬を新・臨床中医学を用いた考え方で説明するという内容
こういった内容の90分間でしたが、休みなくずっと喋りっぱなしです(笑)
毎回喋りっぱなしなので、自分でもよくしゃべるなあと驚きます(^▽^;)
「舌の色を確認しましょう」
と言っている場面です。
漢方は、患者様やお客様の体質を見極めることが最重要なので、「舌診や脈診をして体質の確認をしましょう」という内容も何度も解説しました。
また、現在コロナ感染が拡大していますが、今夏のコロナ感染を漢方ではどう考えるかなども解説したりもしました。(季節や気候によって使用する漢方薬は異なる。そして一人一人微妙に違ったりする。)
そんなこんなで今回も情報量が多くなりすぎてしまったと反省しています。(毎回同じこと言ってるような。)
今回のいくつもの質疑応答から、漢方薬の理解をもっと掘り下げたほうがよいことが分かりましたので、次回はそこにクローズアップしていけたらと思っています。
全国的な漢方の技術向上を目指して次回も頑張ります。
池田東洋堂薬局
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