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冬は寒い。ポストパンクを聞こう。

2018.02.01 12:45

みなさん、こんにちは涅槃です。最近寒いですね。この前も四十何年ぶりの大雪とかで、私も風邪をひいてしまいました。最近はもう毎日コートを着てマフラーに顔を埋めて外出する寒さ。外に出ると晴れてるのに、冷たい空気で顔がピリピリと痛い。


このピリピリとした感覚は、他でも体験したことがあるな、と思った。それは、ポストパンクを聴いている時だ。



ポストパンクってなんぞや、聞いたことあるけどイマイチ定義よくわからない、音楽をジャンル分けするのはナンセンスといった声が聞こえて来そうだが、Wikipediaによると「1970年代の終わりから勃興した音楽ジャンル」であるらしい。これではまだなんのこっちゃわからない。音楽の話をするときにはジャンルの代表的なバンドをあげるのが手っ取り早いだろう。ポストパンクの代表といえば、Joy Divisionである。鋭いギターサウンドに乾いたドラム、イアンカーティスの低くて、切羽詰まったような歌声。

私の中でポストパンクはパンク、特にThe ClashのLondon Calling的サウンドから派生したジャンルだと考えている。(Joy DivisionはSex Pistolsに感銘を受けてバンドを始めたようだけど。)

ガレージロックからの系譜であるため、鋭いギターサウンドが特徴的だ。



ポストパンクを聴いてると寒々としていて針で突かれたようなピリピリとした痛さを感じる。張り詰めていて、息を吐けば白く、皆真っ黒のロングコートに身を包み、ポケットに手を入れ、肩を強張らせて歩くそんな様子がしっくりくるような音楽なのだ。


今の東京は、特に朝晩は、すごく冷える。そして空気は乾燥している。前置きが長くなったが、そんな季節にぴったりのポストパンクを今回はいくつか紹介しようと思う。






① Unknown Pleasure / Joy Division

いうまでもなく名盤であり、何回聞いても色褪せない。これぞポストパンク。歌詞も決して明るくはない。歌詞を本当に深く理解するにはまだ私には時間がいるけれども、フラストレーションやなんだかやるせなさ、退廃的なものを感じる。それがこのイアンカーティスの声に乗り、ポストパンク特有のドラミングによってヒリヒリと感じる。

気になって調べたら、Joy Divisionの本拠地マンチェスター、サルフォードと東京の気温が同じくらいであることに気づいた。やはり冬の東京でこのアルバムを聴きたくなってしまうのは必然なのかもしれない。





② Love and Regret / Cold Showers

Joy Divisionっぽいポストパンクの冷たさとシューゲイザー/ドリームポップの暖かさのようなものが入り混じったアルバム。愛と懺悔というこのアルバムタイトルも好きだ。愛がドリームポップで懺悔がポストパンクの要素なのかもしれない。特にポストパンクっぽいのは3曲目のViolent Criesと5曲目のBc。

やはり冷たい雨を感じる(バンド名が冷たいシャワーだし、、、)のだが、少し温かみもあるという点で雪解けのような感じがするアルバムだ。





③ Worship / A Place To Bury Starangers

ネオポストパンク。最近のバンドなので、王道ポストパンクと言うよりはシューゲイザー要素、ノイズロック要素も強い。ボーカルはやっぱり何だか重苦しく、切羽詰まったようなところはポストパンクだ。このノイズは暴力的な美しさすら感じる。これこそ退廃的と言うものなのだろうか。。。なんだか、このアルバムを聴いていると寒々しい感じがし、針でツンツン刺されているような寒さからの痛さを感じる。



④ Ullages / Eagulls

最初のイントロからThe Smithsかと思わせるようなサウンド。しかし、ボーカルのジョージミッチェルはモリッシーのように落ち着いて歌ってはくれない。やはり、イアンカーティスのようなのである。このバンドはなにより曲がいい。インディーロックっぽさも兼ね備えていながら、80年代のゴスのようなサウンドも加わり、もともと持っているダウナーさが内から溢れ出ている。これを聴きながら街を歩いていると、景色が少し色褪せて、太陽の光が当たらない曇りの冬の日といった感じがする。





⑤ Song of Praise / Shame

2018年超話題作。ラフトレ激推しのShame。ジャケットを見て「近年ありがちのインディーロックかインディーポップか」と思っていたが、聞いてみたら一曲目からポストパンク。なんじゃこれかっこいい!と思って聴き進めるとガレージロック要素もある。ガレージポストパンクと称されていたがなるほど納得だ。サウスロンドンから出てきた5人はフラストレーションの溜まっている若さ溢れる平均年齢20歳の青年の魅せる世界は、それはそれはリアルだ。





今回は5枚紹介させてもらいました。ポストパンクはもっと名盤(Bauhausや、TelevisionからThe Soft Moon,Iceageまで)がありますが、私が最近「寒い時に聞くといいなぁ」と思ってよく聞いている5枚です。素敵なアルバムばかりです。ぜひこの時にチェックしてみてください。この冬の間に。寒い日が続きますが、皆様も体調には気をつけてください。




読んでくれてありがとうございました!◎

あ、ポストパンクならこんないいアルバムあるよー!という人やなんか感想がある人はぜひぜひツイッターで教えてくれればと思います。