【赤坂②】青山御手大工町
2018.02.01 14:07
町名:青山御手大工町
読み方:あおやまおてだいくまち Aoyama-Otedaikumachi
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1868(慶応4)年
冠称:「青山」
後身:青山手大工町
現町名:港区南青山二丁目5番
概要:御手大工衆25人が本所入江町続きの本所北横堀町に町屋敷を拝領していたが、1683(天和3)年に幕府用地として召し上げられ、代地として青山大膳亮上げ屋敷を拝領し、この町名を付けた。1828(文政11)年の総家数44軒、うち家持13・家守1・地借5(うち武家地借3)・店借25。町方支配の年代は不明(町方書上)。『大東京町名沿革巻2第2巻』の青山南町二丁目の項には「御平大工町」とある。間違いだろう。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。その際、町名から「御」の字を除き、「青山手大工町」と改称し消滅。後身の青山手大工町は、1869(明治2)年に青山六軒町と合併して青山大和町に編入となり消滅。現行の南青山二丁目5番にあたる。
撮影場所:青山御手大工町