もりとアート。始めました。(後編)
前編に続き後編です。
さて、私たちの創る場では、子どもたち全員が同じように一斉に何かを取り組む場面というのはほとんどありません。
正確にはそういった場面を無いようにしています。
それは、様々な現場で多くの子どもたちと関わる中で、子どもたちの学びと気づきを意識したコンテンツよりも「一人一人のやりたい気持ち」に沿った方が、子どもの学びと気づきが最大化すると感じたからです。
やりたい気持ちが基にあると、集中力も半端ありません。
長い時間集中することもあれば、短いけれども凄まじい集中力で何かに没頭する姿を森のようちえんでも何度も目にしています。
まさにこの場面は、お昼ご飯を食べて一息ついたら「絵かきたい!」と駆け寄る子ども。
朝からずっと子どもたちの「やりたい」に沿っています。
あくまで「やりたい」がベースだから、「何かをやるように強いること」はありません。
「しょくじづくり」の時はぽぽさんがその日作る物を子どもたちに伝えて、あとはぽぽさんが調理スタートをするだけ。
不思議と興味を持って集まる子どもたち。
これがいつも不思議。
そこから凄まじい集中力で野菜をちぎったり、包丁を使ったりして料理が仕上がっていくのです。
さて「やりたい」気持ちがすごい。
左手が巨匠感を演出している気がします。
いよいよ2次元で留まらず
戸車も作品の一つに。
曰く「車庫に入る電車」ということでもはや造形作品に。
はさみで切りたい。
絵を描きたい。
それぞれが同居する空間。
これからどんどん多様になっていくんだろうな〜
このあと、ふたりは互いのやりたいが交わり一緒に作品づくりへ
なんかいいな〜
見守るかおりんの眼差しも素敵だな〜としみじみ
絵の具を混ぜ合わせるふたり
筆を捨て絵の具をキャンバスに流し込むふたり
プロセスも含め現代美術作品です。
戸車も活きていい感じ。
たのしそう。
伝わってきます。
そして1日が終わりました。
子どもたちの作品を活かして、連絡帳の開園カレンダーを作りました。
どうです?
素敵じゃないですか?!
12月まではbookaさんに作ってもらったけど、そのデザインも継承しつつ、子どもたちの作品を活かしたカレンダーになり、みんな大喜びです。
販売しようかな(結構マジに笑)
さて、こんな充実した空間はより多くの方に知っていただきたい。
体験してほしいという想いで、一時預かりも始めます!
もりでアートの日、しょくじづくりの日、もりとミックの日、森で活動の日…お好きな活動日だけでもオッケーです‼︎
お気軽にお問い合わせくださいませ〜♬
(ひろ)