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高円寺合気道クラブ(守清館・高円寺)

朝のジョギングよりも合気道の方が続けやすい理由

2018.02.01 23:00
晩酌は欠かせません!

家に帰って晩御飯の時には、冷蔵庫から缶ビールを出してきて、プシュッ!

口をつけて、ゴクリと最初の一口が最高ですね。


家族は白いご飯を食べますが、自分は体重も増えるからと言ってご飯は食べません。

その分アルコールを飲めるという考え方です。


そんな日々を送っているのがアラフォーのAさん。

実は、先月の健康診断で

コレステロールが高め

との結果が出ていました。


「そういえば腹周りも少し気になってきたし、学生時代はあんなに痩せていたのに、いつの間にか自分も中年の仲間入りか……

最近体も動かしていないし、ジョギングでも始めてみようかな」


一念発起して、早朝ジョギングを始めようと決めました。


早朝ジョギングに挑戦!しかし、続かず…

いつも7時に起きるのを、明日からは6時に起きてジョギングの予定です。

そう思って目覚まし時計をセットした翌朝。


「ジリリリリリリリリ!!!!」


う、うるさい……もう少し寝たい……

そんな気持ちが上回り、その日はジョギングを断念しました。


「明日から頑張るぞ!」

続けられない人が口にする典型的な言葉ですが、Aさんはどうなるでしょうか。


そして、さらに翌日。


「ジリリリリリリリリ!!!!」


う、今日こそは起きないと……。

そう思いつつも布団から出たのは6時15分。

とりあえず遅刻はしたものの、着替えて軽くジョギングを始めました。


近所にグラウンドがあって、朝イチは開放されています。

トラックをグルグル回ることで距離も明確にわかります。

走り始めて200メートル。


朝日が上ってきて、ほんのりとした日差しが心地良く、澄んだ空気を口から胸いっぱいに吸い込みます。

清々しい。


朝から動くのは気持ちが良い。

そう思いながらさらに走り続けました。

しかし、気持ち良さを感じたのは5分くらいでした。

距離にして1km弱といったところ。


だんだんと呼吸も苦しくなって、足も重くなってきました。

無理しない程度でも2kmくらいは走れるかと思っていたのですが、代わり映えのしない景色にも飽きてきました。


今日は初日だから軽めにするか…

そう思いながら1kmほど走ったところで終了です。


またさらに翌日になると、

「昨日走ったから今日はやめておくか…」

その考えが出てきた時点で習慣化はされません。

結局、Aさんは1日走っただけで、元の運動しない生活に戻っていくのでした。


おしまい


続かないことに理由がある

このような話は自分に当てはまることはありませんか。

周りでもそんな方、いませんか。


このAさんの事例ですが、失敗するだけの理由があります。


①必要性がなければ、やりたいこと以外できない

1つ目の理由は

「早起きの必要性がないこと」

です。


わざわざ朝起きてまでジョギングをしたいとは思っていなかったAさん。

体型を気にして何かを始めようとは思っても、わざわざ走ることでなくても良かったのです。


ちなみにダイエットも同じですね。

少し気になるくらいであればモチベーションが低すぎです。

筋力をつけるために掛ける負荷よりもモチベーションの方が弱ければ、続かないことは明白です。


②登山初心者はいきなりエベレストに登れない

2つ目の理由は

「無理にやろうとすること」

です。


今まで全くしていなかったことを、いきなり毎日しようとなると絶対にできません。

目標が高すぎると心がついてきません。さらに体への負担も大きかったことでしょう。

登山初心者はいきなりエベレストにチャレンジしません。


まずは高尾山の登りやすいルートから始めましょう。

その上でもう少し高い山、少しだけ険しい道を選んでいきましょう。


一歩ずつ、階段を上るように目標を設定するのが大切です。


③いでよ、ドーパミン!

3つ目の理由は

「達成感がないこと」

です。


何となくやってみるのでは、長続きしません。

それに取り組むこと自体に喜びがなければ、またやりたいと思えないのが人間です。

毎回やることに達成感を作ることが継続するカギとなるのです。

そのためには、足跡を残す(記録)ことも必要ですし、証があると良いのです。


達成感なきところにドーパミンなし!

達成感を演出して、ドーパミンを出しましょう!


④群れることには意味がある

4つ目の理由は

「一人でやっていること」

です。


一人での活動はやっぱり寂しいですよね。

一人の時間を大切にするためなら、それは良いと思います。

しかし、一人の時間を過ごす以外の目標があるのなら、絶対に仲間がいた方が良いです。


仲間がいれば励まし合うことができます。

切磋琢磨もできます。

また、その道の先輩であれば、習うこともできるのです。

一人で活動するのとでは、その後の継続性に雲泥の差が生まれるものです。


合気道の早朝稽古のメリット

このように早朝ジョギングを続けていくのはなかなか大変です。

上手く軌道に乗せられれば良いですが、手軽に始められる分、やめるのも手軽です。


そういった方にオススメなのが、

合気道の早朝稽古

です。



合気道の早朝稽古は、

という気持ちの良い時間帯に体を動かします。

静かな朝の時間帯だからこそ、集中できるのです。


稽古日が決まっているので、その日以外は早起きの必要はありません。

メリハリがつくので、毎日やらなければならないという強迫観念もありません。

むしろ明日は合気道の日だから、今夜は早く寝ようと思えるようになります。

無理する必要がない

ということです。


また、苦しくなるほどの運動でもありません。

夜であればそういうケースもありますが、朝は感性の方が優先されます。

だからこそ適度な運動量

になります。

キツすぎる負荷は却って良くないのです。


そして、段や級がもらえるので、目標になります。

続けていく中で、技を覚えて、審査を受けて、合格しては次の段級位を目指していきます。

常に目標ができる

のです。

合気道の昇段、昇級は、続けていくことが条件の一つになっているので、継続することも求められます。


さらに一緒にやる仲間がいます。

合気道は二人一組以上で稽古をしていくので、誰かと共に進めていくわけです。

一人では誘惑に負けることもありますが、

仲間がいれば頑張れる

そんな気持ちが湧いてきます。


合気道の朝稽古は、少し運動をしてみようと思う方には最適なのです。

早朝ジョギングや早朝散歩も良いですが、

合気道早朝稽古は最高ですよ!